外からの細菌やウイルスに常にさらされているのどの粘膜。常に潤いを与えて保護することが大切です。外出先から帰ったらもちろん、乾燥してる室内にいる時もこまめなうがいを習慣づけましょう。マスクをするのもとても有効です。のどが腫れるなど炎症がある場合は、アルコール類やたばこは避けましょう。血管が広がるため充血して悪化する場合があります。アルコール類は細胞から水分を奪う脱水作用があるためのどが乾きやすく、さらに度数が高いお酒はのど(咽頭や喉頭)ばかりでなく食道をも傷つけます。たばこは喉頭がんを誘発するおそれがあります。
黒豆の煮汁は、のどを守る飲み物として昔から有名です。黒豆には、炎症を抑える働きがある不飽和脂肪酸や、腫れをとるビタミンB1なども豊富ですが、のどの痛みや喘息をおさえ、たんを切る去痰作用があるアントシアニン(ポリフェノールの一種)が注目すべき栄養素です。
| ちょこっと・アドバイス! |
| うがいの仕方にも基本があります。まず、口とのどは分けてゆすぐこと。最初に水かぬるま湯を用意します。前を向いたまま、口の中の汚れを落とす感覚で「グシュグシュ」し、吐き出します。次に、上を向いてのどの中の細菌やほこりを洗い流す感覚で「ガラガラ」します。この時はのどを潤すことも目的です。うがい薬を使う場合は、のどや口の中の菌を殺す「殺菌・消毒用」とのどの痛みや炎症をやわらげる「消炎・鎮痛用」があります。症状に合わせて使い分けてください。 |
| この症状に必要な栄養素とそれを多く含む食材 |
| アントシアニン |
黒豆、みょうが、いちじく |
| ビタミンB1 |
豚肉、うなぎの蒲焼き、大豆及び大豆製品、そば、玄米、ほうれん草 |
| 不飽和脂肪酸 |
オリーブ油、菜種油、脂ののった魚(まぐろトロ、さんま、さば、いわしなど) |
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