今月のおすすめレシピ

今月のおすすめレシピ12月

12月

お正月を前に、気ぜわしさとウキウキ気分が同居する12月。昔は冬の土用にあたる12月13日を「事始め」の日とし、お正月の準備を始めました。まずこの日に、総出で「すす払い」と呼ぶ大掃除をし、家の中を清めてから、お正月の神様を迎える色々な準備を進めていきます。この日に、お雑煮を作る薪や、門松の材料などを、山に刈りに行く習慣もあったようです。今では、お正月の準備も簡略化されてきていますが、新年らしく調えた部屋で、親しい人が揃ってお雑煮を祝い、手作りのおせちをいただく習慣は大切にしたいもの。今月は、手軽に作れてお祝いの膳にふさわしいメニューもご紹介していますので、参考になさってください。

12月15日公開

【咲き分けきんとん】

咲き分けきんとん

材料は長芋。ほんのりピンクと白に染め分けた、初春の祝い膳にふさわしい、かわいらしいきんとんです。裏ごししてホロホロと軽い口当たりを楽しみますが、裏ごし器が無ければ茶巾絞りにしたり、金ザルや穴開きおたまを利用しても作れます。長芋はヤマノイモの仲間で、年中出回っていますが、旬は10〜12月頃。デンプン分解酵素を豊富に含むので消化吸収が良く、とろろ汁などの生食にも向いています。皮が薄めで傷が少なく、すんなりしているものを選びましょう。保存は冷蔵庫で。使い残しを、擦りおろして冷凍しておくこともできます。

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【かきのとろろ蒸し】

かきのとろろ蒸し

しょうが汁を忍ばせたとろろ汁を生がきに乗せ、強火で一気に蒸し上げます。酢を加えたかけ汁が、かきとよく合い、つるりと口当たりが良いので、お年寄りにも召し上がりやすいメニューです。材料のいちょう芋は長芋より粘りが強く、とろろ汁に向いています。かきは古代から世界中で食べられていますが、「海のミルク」と呼ばれるほど栄養価が高く、タウリン、グリコーゲン、タンパク質、ビタミン等が豊富です。ミネラルも、かき2個で、1日に必要な亜鉛量が取れると言われるほどで、鉄分や銅の含有量も見逃せません。

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【スペイン風鶏の煮込み】

スペイン風鶏の煮込み

見た目に華やかで、作り方は簡単な、クリスマスメニューにおすすめの一皿。黒オリーブの風味で、ぐっと本格的な味に仕上がります。煮込みのベースになるトマトは、缶詰を使うので経済的。強い抗酸化作用で注目される、トマトの赤い色素リコピンは、加熱することで吸収しやすくなります。鶏肉に多く含まれる、必須アミノ酸のメチオニンは、肝臓の機能を活性化する働きがあり、肝疾患の予防にも効果的。お酒を飲む機会が増える年末・年始に、頼りになる食材といえそうです。

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【門松ごぼう】

門松ごぼう

おいしく煮たごぼうを、3本まとめて三つ葉で結び、門松に見立てます。おせちの重箱に詰めたり、新年会のオードブルに盛り合わせれば、演出効果は上々。ごぼうは皮の部分に香りやうま味が多いので、皮ごと使います。水にさらす場合も、うま味が抜けないように10〜20分程度に。暮れも押し詰まってくると値上がりするので、安いうちに泥つきのものを買い、乾燥しないよう新聞紙に包んで冷暗所に置くか、庭があれば土をかぶせておけば、年末まで保存できます。ごぼうは食物繊維が豊富なので、腸のお掃除効果があり、気になるコレステロール値の改善も。

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【鶴の子芋】

鶴の子芋

里芋には子芋がたくさんできるので、子宝に恵まれるようにと縁起をかついで、おせち料理に使われます。特有のぬめりには、色々な成分が含まれ、便秘の予防、血糖値や血中コレステロールの低減、胃粘膜の保護などの働きをしてくれます。ご紹介するメニューは、里芋に包丁を入れて、おめでたい鶴の口先に形作り、酢を加えた煮汁で鶴のように白く煮たもの。動画をご覧いただくと、包丁の入れ方が良くわかり、案外簡単にできますので、ぜひお試しください。

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12月1日公開

【鮪の黒胡椒焼き】

鮪の黒胡椒焼き

刺身用の鮪のさくに、黒胡椒をたっぷりまぶし、フライパンでレア加減に焼き上げた、一見肉のたたき風メニューです。黒胡椒の刺激が鮪の甘味を引き出して、付け合わせの野菜とドレッシングがソースの役割もする、さっぱりしておいしい一皿。赤身を使うので低カロリー、しかも必須アミノ酸を豊富に含む良質のタンパク質がたっぷり。鮪には、動脈硬化の予防に効果のあるタウリンや、体内の水分調節や、神経や筋肉の働きを助けるカリウムも豊富に含まれています。

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【小田巻蒸し】

小田巻蒸し

うどん入りの茶碗蒸しです。入れる具によって、ごちそうにもお総菜にもなる、応用の利くメニュー。ご紹介のものは、蒸しあなごとえび、しめじを入れて、あっさり仕立てています。お酒の後や昼食に喜ばれますが、体が温まるので、お夜食にもおすすめです。ささみやかまぼこ、ゆでた青菜、わかめなど、あり合わせの材料でもお作りください。うどんに淡口しょうゆをまぶしておくと、仕上がりが水臭くなりません。 レシピを見る

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【れんこんのサラダ】

れんこんのサラダ

れんこんは、実はもちろん、葉や節などにも栄養があり、漢方では丸ごと全部を薬に利用します。このメニューも皮をむかずに使い、サッとゆでて、シャキシャキした歯触りを楽しみます。れんこんには、ストレスや風邪予防に効果のあるビタミンCが豊富で、その量はみかんを上回るほど。切り口が黒くなるのは、ポリフェノールを含んでいるからです。タンパク質の分解を助けるムチン質も含むので、このサラダは、肉料理との組み合わせにおすすめ。サニーレタスとトマトを合わせ、オリーブ油、ワインビネガー、黒胡椒を使った、香り高いドレッシングで和えます。

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【大根の中華風ふろふき】

大根の中華風ふろふき

大根を中華粉末だしで煮て、白菜キムチと貝割れ菜を添えた、とても簡単な一品です。甘さと柔らかさの増した冬大根は、即席だしで煮ただけでもおいしくいただけますが、キムチとの組み合わせは思いがけないおいしさ。合わせた相手の味を引き立てる、大根の特長を生かしたお料理で、ご飯にもお酒にも良く合います。年末年始、ごちそう続きで疲れた胃腸に、目先の変わった味が喜ばれそう。あともう一品何か、という時にも、すぐに作れて重宝します。

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【変わりかす汁】

変わりかす汁

冬の汁物の定番に豆乳をプラス。酒粕が苦手な方にも、豆乳が苦手な方にも、召し上がりやすい、まろやかな味に仕上がり、コレステロール値改善に効果的な、大豆タンパク質を効率良く取ることができます。そろそろ新粕が売り出される頃ですが、酒粕には、タンパク質やビタミンB群などが豊富に含まれます。ここではぶりの切り身を使いますが、塩鮭の切り身や、ぶりや鮭、鯛などのアラを霜降りにして使っても、おいしいものです。お好みの野菜もたっぷり入れて、体の芯から温まりましょう。

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※次回は12月27日更新予定です。

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