蒸し暑かった夏が過ぎると、サラッと爽やかな季節がやって来ます。夏には、1立方メートルの空気中に平均20gほどあった水蒸気が、10月には約10gと半減。湿度が低いこの時期を「秋乾き」と言い、日差しもまだまだ強いので洗濯物がよく乾きます。1字変わって「秋渇き」となると、暑さで減退していた食欲が回復し、いくらでも食べたい状態なることをいい、どちらも俳句の季語なのです。いよいよ味覚の秋たけなわ。キノコや果物をはじめ、山にも海にもおいしい食べ物がいっぱいで、食欲モリモリ、夏バテ回復と行きたいところですが、食べ過ぎにはくれぐれもご注意ください。


2008年10月15日公開
松茸ごはん
シーズン中に1度は炊きたい、松茸ごはん。炊飯中からいい香りが広がって食欲をそそられますが、味が淡泊なので、松茸をたくさん使えない時は、油揚げを加えてコクを出します。だしは、昆布とかつおの合わせだしがおすすめです。切った時、中が黒ずんでいれば、中に虫がいます。ビニール袋などにしばらく密閉しておくと出て来ますので、それから使うといいでしょう。
おにぎりコロッケ
電子レンジで加熱した長芋をつぶし、豚肉、茹で大豆、青ねぎを合わせたコロッケ。おにぎりのように三角に握り、ごま入りの衣をつけてカラッと揚げます。いつものコロッケとは違った、トロリとした口当たりと、香ばしさいっぱいのおいしさが楽しめます。気軽につまめて栄養たっぷり、食べ盛りのお子さんのヘルシーなおやつにもおすすめです。
さばのしょうが煮
ご飯がすすむ、定番のおかず。一般的な作り方の約半分量の塩分ですが、旬の秋さばなら、薄味でもおいしく煮ることができます。さばの脂には、高血圧の改善やコレステロールの低下、血栓予防に効果的な、IPAやDHAが豊富に含まれますから、脂ののったこのシーズンは、おいしさも栄養も満点。針しょうがを乗せると、さらに箸が進みます。
ひじきで一品
茹でたひじきに、かまぼこ、きゅうり、赤パプリカを合わせた、簡単に作れてヘルシーな小鉢物です。しょうがとレモンの絞り汁、粗びき黒こしょうだけで調味するので、塩分を制限されている方にも、あともう一品、と追加してあげられます。ひじきには、不足しがちな食物繊維や鉄分が多く含まれます。また、おいしく、手軽に作れる一品ですので、たびたび召し上がってみてください。
まろやかごま豆腐
ごま豆腐は精進料理の代表的なお料理で、本来はくず粉で固めますが、今回は体温で溶けるゼラチンを使ってみました。口に入れるとトロリと溶けるので飲み込みやすく、高齢の方にも安心して召し上がっていただけます。 市販の練りごまを使用しましたが、練りごまは脂質が多いので、豆乳を加えました。また、醤油はきちんと計量して、1人分ずつ添えてください。こうすれば塩分の摂りすぎも防げ、かけるという動作をすることで、少量でも満足感が得られます。
2008年10月1日公開
フォー
フォーはベトナムの麺の一種で、米粉で作った、のど越しのいい平麺です。色々な具を入れたスープで食べますが、ここでは、鶏肉とえび、もやしを使ったレシピをご紹介します。にんにく、唐辛子、ナンプラーの風味がポイントの、簡単にできて本格的な味が楽しめます。油や塩分を控えたヘルシーな麺料理ですから、お夜食にもどうぞ。
さけの竜田揚げ
旬の秋鮭は、程よく脂が乗っておいしく、栄養的にも優れた食品です。味にくせがなく、色々な調理法で楽しめますが、しょうがの風味を効かした下味を付けて、竜田揚げはいかがでしょう。カリッと揚がった皮のおいしさが、お魚好きにはたまりません。たっぷり絞ったすだちとの相性もバツグン。大根おろしや、さらし玉ねぎ、トマトのざく切りなどを添えて、サラダ仕立てにしてもおいしく召し上がれます。行楽や運動会のお弁当にもおすすめです。
大豆と鶏肉の中国風炒め
大豆に含まれるイソフラボンには、女性ホルモンと似たような働きがあり、骨粗鬆症の予防や、更年期の諸症状の予防・改善に役立ちます。さらに、良質のたんぱく質が、コレステロール値を低下させる働きがあると言われます。健康のためにも、大豆や大豆製品は毎日食べるようにしたいもの。このレシピは、手軽に使える茹で大豆に、鶏肉やピーマン、生椎茸を炒め合わせた目先の変わった一品です。ごま油とにんにくの香りが食欲をそそり、煮豆は苦手とおっしゃる方にもおいしく召し上がっていただけます。
水菜とゆばの煮浸し
淡泊な水菜と湯葉に、だしの旨味をたっぷり含ませました。煮汁に浸したまま、氷水にあてて一気に冷ますと、水菜の緑色がきれいに残せます。水菜は、カルシウムやβ-カロテンなどの栄養が豊富で、ビタミンCもたっぷり。この1品に、1日に摂りたいビタミンCの約1/3量が含まれます。
おさつきんつば
透けて見える、さつま芋のあんの黄色が、秋を感じさせてくれます。砂糖控えめで、素朴な芋の甘さが楽しめ、カロリーは市販品の約半分。あんだけを、芋ようかんとして召し上がるのもおすすめです。さつま芋には加熱しても壊れにくいビタミンCや、食物繊維が豊富に含まれ、ダイエット食品としても見直されています。
※次回は11月1日更新予定です。










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