フレイルとは、要介護にいたる前段階で、心身の活力が低下した状態のこと。数年間で要介護にいたる危険性が高いと考えられており、日本人の高齢者の約10%が該当します。
それでも、運動や食事などの生活習慣を改善すれば、フレイルから元気な状態に戻ることができると考えられています。そこで、心身の状態に合わせ、無理のない範囲で、継続的な運動をおこなうことが大切です。ただし、関節の痛み、動悸、息切れなどの身体症状がある場合には、医師の指示に従ってください。
※ 一人で運動を行う場合は、気分が悪くなった時にすぐにご家族や病院に連絡が取れるようにしておくことをお勧めします。
※ 狭いところで運動を行う場合など、運動の邪魔になるようなものを片付けて、周囲の安全を十分に確認した上で行う事をお勧めします。
※ 暗いところでの実施は危険です。明るいところでの実施をお勧めします。
※ 体調や身体機能に自信を持てない時は中止するなど、無理のない範囲での実施をお勧めします。
山田先生の研究分野は老年学で、特に「フレイル」「サルコペニア(筋力・身体機能の低下)」「介護予防」などが専門です。ここで紹介する運動メニューは山田先生が、フレイル度別に運動タイプを分け、eヘルシーレシピ・オリジナルとして考案したものです。
フレイル度テストの結果が0点の場合、フレイルの状態と判定しています。
その場合、椅子に座ったままでも、支えを利用しながらでも、筋力アップの運動を継続して行うトレーニングタイプAをご確認いただけます。
フレイル度テストの結果が1点の場合、フレイル直前状態と判定しています。
支えを利用しながら、軽く負荷をかけるトレーニングタイプBをご確認いただけます。
フレイル度テストの結果が2点の場合、フレイルからやや遠い状態と判定しています。
やや負荷をかけて、フレイル予防できる効果的なトレーニングタイプCの運動をご確認いただけます。
あなたのフレイル度は点
上記チェックボックスをチェックして
あなたに合った運動をご確認ください