名称 | 五郎島金時 |
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都道府県名 | 石川県 |
区分 | いも及びでん粉類 |
分類 | ナス目ヒルガオ科サツマイモ属 |
学名 | Ipomoea batatas L. |
外国語名 | sweet potato |
生産地 | 金沢市五郎島、粟崎地区の砂丘地、大野 |
収穫地域情報 | 加賀野菜認定。ほとんどの農家がスイカ、ダイコンとの複合経営で、ダイコンの連作障害回避のための輪作作物として栽培されている。 |
由来 | 五郎島で栽培が始まったため。命名されたのは1984年。 |
歴史背景 | 青木昆陽が、江戸・小石川で試作する1734年より早い数十年前、五郎島の村民が、元禄時代に薩摩の国(現・鹿児島)から持ち帰った種芋を五郎島の砂丘地区に植えたところ、適した作物として定着。現在の品種は、昭和20年に浩一農業試験場で育成された早掘り用品種「高系14号」。昭和30年代後半にスプリンクラーが整備され、生産が倍増。品質も向上し、全国に知られるようになった。昭和53年からは、「高系14号」から選抜された鮮紅色の強い「コトブキ」を主体に栽培されている。 |
時期 | 8月~6月 |
特徴 | 紡錘形で、表皮の艶やかな紅紫色が美しく、肉色は黄白。繊維質は比較的少なく、ホコホコとした栗のような食感が独特。糖度は10~12度と一般のサツマイモより4度ほど高く甘味が強い。 |
下処理 | 水で洗い、表面の汚れを取る。皮のまま利用できる。 |
料理名 | 焼き芋、ふかし芋、大学芋、天ぷら |
調理法 | ホクホクの食感を生かした、イモの形態を残す調理に適する。じっくり加熱するといっそう甘味がのるので、電子レンジ加熱よりもオーブン調理のほうが好ましい。 |
加工品 | 焼酎 |
保存方法 | 低温に弱いので、新聞紙で包み、冷暗所で保存。ビニール袋などに密閉した状態では傷みが早まるので注意。 |
栄養 | ビタミンC、E、β-カロテン、食物繊維、カリウムが多い。 |
問い合わせ先 | 金沢市農産物ブランド協会 TEL:076-222-0831 |
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