名称 | セタシジミ |
---|---|
都道府県名 | 滋賀県 |
区分 | 魚介類 |
分類 | 二枚貝網マルスダレガイ目シジミ上科シジミ科 |
学名 | Corbicula sandai Reinhardt |
生産地 | 琵琶湖、大津市瀬田川 |
収獲地域情報 | 琵琶湖特産だが、種としてはヤマトシジミに近いといわれる。瀬田川で多産していたが、現在はほとんど獲れなくなっている。かつては6000tの収穫があったが、今や300tを割り込んでいる。琵琶湖周辺や京都では流通しているが、他の地域で見ることはほとんどなく貴重な存在として人気が高まり、価格も高価に。 |
別名 | セタガワシジミ、シロメ、寒シジミ |
由来 | 瀬田川で多産していたため。 |
歴史背景 | 昭和40年頃まで多くのセタシジミが棲息し、県内では暮らしのなかでも味噌汁、しじみ飯、しぐれ煮など日常的だった。 |
時期 | 12月~4月 |
特徴 | 純淡水性生。産卵期は6月~10月。殻長は3cm前後、色は黒、もしくは茶色で、正三角形。身には独特の匂いがあり、熱しても身が硬くならない。 |
下処理 | 表面を水洗いした後、バットなど平らな容器に重ならないように並べ貝が浸る程度の水を入れ、砂抜きをする(2回程度水を交換するとよい)。浸けすぎると旨味が抜けてしまうので注意。調理の5~6時間前に行うのが最適。 |
料理名 | しじみ汁。炊き込みご飯は伝統料理。 |
調理法 | 独特の風味を味わうには、味噌汁に仕立てるよりも、塩だけで仕立てるのがよい。 |
加工品 | しじみ豆、しぐれ煮 |
選び方 | 貝に触れたときに勢いよく殻が閉じるものは鮮度がよい。また、殻が薄いほうが良品。 |
保存方法 | 砂抜きの前なら、ポリ袋に入れてしっかり空気を抜いた状態で冷蔵庫の野菜室で3日程度。砂抜きしたものはポリ袋に入れてしっかり空気を抜いた状態で冷凍室で1~2カ月程度。 |
栄養 | カルシウム、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB12、タウリンなどが豊富。 |
問い合わせ先 | 滋賀県漁業協同組合連合会 TEL:077-524-2418 |
※本サイトに掲載されている問い合わせ先は、食材の内容に関してのみの対応となっております。販売についての問い合わせは、ご遠慮くださるようお願いいたします。