名称 | 白ねぎ/伯州美人 |
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都道府県名 | 鳥取県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | ユリ科ネギ属 |
学名 | Allium fistulosum L. |
生産地 | 鳥取県西部 |
収穫地域情報 | 鳥取県は西日本一の白ネギの産地であり、その7割が大山山麓で栽培。山間部から海浜部まで肥沃な土壌であるこの地域は、白ネギは米に次いで2番目の販売実績を上げる重要な品目となっている。なかでも「伯州美人」は、2~3mの積雪もある山間地帯で冬の限定品として栽培されている。 |
由来 | 「伯州」は鳥取県西部地区の古称で、「伯耆の国」のこと。伯に白ネギの白を掛けてのネーミングでもある。 |
歴史背景 | 県西部地区で古くから栽培されていた在来種。風雪に弱いため生産量は減少する一方だったが、おいしさは抜群であることから、この味をもっと知ってほしいと最近生産者が奮起。少しずつ栽培が増えてきている。現在栽培されているのは在来種の「改良伯州5号」という鳥取県唯一のオリジナル品種。甘さと柔らかさを兼ね備えた食味を重視し、糖度8度以上になるよう有機肥料を中心に特別栽培するなど特徴ある白ネギにして産地全体の活性化、地位の向上を目指している。 |
時期 | 12月~2月 |
特徴 | 軟白部分が太くてやわらかくとろけるような食感。甘味も強い。 |
下処理 | 表面の汚れを水洗いしてから、調理に合わせた大きさに切る。 |
料理名 | すき焼き、焼鳥(ねぎま)、天ぷらほか |
調理法 | 肉との相性が抜群のため、すき焼きを始めとする鍋物や焼鳥など肉と合わせた料理に最適。天ぷらにしても甘さとトロける食感を楽しめる。 |
加工品 | 白ねぎだし入りしょうゆ |
選び方 | 葉の部分が青く、白い部分は固く締まり、瑞々しく、緑と白の境目がはっきりしているもの。押して弾力がなくぶかぶかとした感触のものは避ける。 |
保存方法 | 乾いた新聞紙に包むか、ポリ袋に入れて野菜室で保存。冬場は、戸外の雨風や強い日差しが当たらない冷暗所に置いてもよい。 |
栄養 | ビタミン類は白い部分より緑の部分に多い。辛味と刺激臭は硫化アリルによる。 |
問い合わせ先 | 鳥取県白ねぎ改良協会 TEL:0859-27-5961 |
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