名称 | ホエー豚 |
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都道府県名 | 北海道 |
区分 | 豚肉 |
生産地 | 十勝南部 |
収獲地域情報 | 「十勝ホエー豚研究会」では、ホエー(乳清)を与える量、期間など基準を定め、条件に当てはまる豚のみ「ホエー豚」と認定。生後30~95日の間に1頭あたり50ml以上飲ませたものは「ホエー豚」、100ml以上は「マスター」となる。 |
別名 | 北海道中標津町では「ミルキーポーク」という名前でブランド化されている。 |
由来 | ホエー(乳清)を飲ませて育てることから |
歴史背景 | 十勝は豚を飼育する農家、ナチュラルチーズを製造するチーズ工房が多い。チーズ作りの段階で、固めたあとに残る白い液体、“ホエー”(ヨーグルトの上澄みの液体と同じ)は、高タンパク、低脂肪、乳酸菌や乳糖など栄養面で優れているにもかかわらず廃棄物として捨てられていた。これを有効利用するべく検討されるなかで、ヨーロッパでは古くからホエーを豚に飲ませることが一般的なこともあり、豚の飼料に活用するという動きが始まった。2001年、中札内村のナチュラルチーズ工房と養豚農家の連携によりホエー豚が誕生した。肉質、食味がよいことから予想外の反響があり、ブランド化を目指して、帯広畜産大学も含め「十勝ホエー豚研究会」が2003年に発足。認定基準を定め、北海道各地での飼育が広まっている。 |
時期 | 通年 |
特徴 | ホエーを飲んで育つ豚は病気になりにくく、健康的で成長が早いとされている。肉は臭みがなく、旨味があり、脂身にまでやわらかく甘味がある。 |
料理名 | 豚丼、ステーキなど |
加工品 | 燻製、スペアリブ、ソーセージ、生ハム、ジンギスカンなど |
選び方 | 淡いピンク色をしているもの。ツヤと弾力のあるもの。 |
保存方法 | 冷蔵または冷凍 |
栄養 | タンパク質、脂質を含む。ビタミンB1、B2が多い。 |
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