名称 | 雪にんじん |
---|---|
都道府県名 | 青森県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | セリ科ニンジン属 |
学名 | Daucus carota L. |
外国語名 | carrot(英)carotte(仏) |
生産地 | 青森県深浦町 |
収穫地域情報 | 白神山地のふもと、冬の日本海からの西風が適度な量の雪を降らせる標高180~200mの高台で根菜を中心に栽培。有機肥料を使用し、輪作を行うなど健康な土づくりに取り組み、2007年からエコファーマーに認定。 |
由来 | 通常夏に植えて秋に収穫する人参を、2カ月ほども長く土のなかに残し、雪が積もってから収穫するため。 |
歴史背景 | 1976年に漁師仲間が設立した舮作興農組合が大雪に見舞われた年に雪の下から人参を収穫したところ、凍っていないだけでなく通常より甘く美味しくなっていたのが始まり。雪の下で低温にさらされ、凍らないよう身を守る生理機能で糖分が蓄えられるためだと考えられている。収穫後の人参は糖度9~12%と果実並み。2008年、「ふかうら雪人参」という名称で商標登録。 |
時期 | 12月~3月 |
特徴 | 芯まで濃いオレンジ色。果物と同等の9%を超える糖度がありフルーティー。人参特有のえぐみやにおいが少ない。 |
下処理 | カロテンは表皮のすぐ下に含まれるため、皮は薄く剥く。 |
料理名 | 生のサラダ、グラッセ、煮物、炒め物、焼き物など、和洋中全般に。玉ネギ・セロリとともに、洋食の香味野菜としても使われる。 |
調理法 | 通常の人参より甘みが強いため、火を通す調理のほか、生食でスティックやジュースにも向いている。デザートにも。油で調理するとカロテンの吸収率がよくなる。 |
加工品 | ジュース、ジャム、菓子 |
選び方 | 色が鮮やかでなめらかなもの、茎の切り口が小さく丸ものがおいしい。ひび割れているものは避ける。 |
保存方法 | 水気をふき取り、湿気を避け冷蔵庫で保存する。通常の人参より鮮度が落ちるのが早いため、早めに食す。 |
栄養 | 緑黄色野菜の代表で、カロテンを多く含む。葉にはビタミンCやカルシウムも多く含まれる。 |
問い合わせ先 | 青森県農林水産部総合販売戦略課 http://www.umai-aomori.jp/ |
※本サイトに掲載されている問い合わせ先は、食材の内容に関してのみの対応となっております。販売についての問い合わせは、ご遠慮くださるようお願いいたします。