名称 | たまふくら(黄大豆) |
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都道府県名 | 北海道 |
区分 | 豆類 |
分類 | マメ科ダイズ属 |
学名 | Glycine max (L.)Merrill |
外国語名 | Soybeen |
生産地 | 函館市およびその周辺 |
収穫地域情報 | 対馬海流の影響を受ける函館市を含む道南地方は、北海道のなかではもっとも温暖な地域で霜が降りるのが遅い。昼夜の寒暖差が激しく、肥沃な農地に恵まれることから、大豆の生産に適しているとして、北海道立中央農業試験場が新品種として開発を進めた。 |
歴史背景 | 地産地消にこだわる函館市の大豆などの食品加工メーカー、株式会社だるま食品本舗が、道南地区に合った品種を作ろうと、農家、公立はこだて未来大学、函館地域産業振興財団などと連携し、産学官協同で開発した品種。2007年に誕生した。 |
時期 | 枝豆は9月、冷凍枝豆や乾燥大豆は年間を通して出回る |
特徴 | 北海道中央農業試験場で、高級黒大豆として知られる「新丹波黒」と、白くて粒が大きい在来種の「ツルムスメ」を交配して開発した超大粒黄大豆で、従来品の約1.5倍の直径2cmと国内最大級の大きさを持つ。通常の大豆に比べて晩成であることから、道内では秋が長い道南が栽培に適している。もっちりとした歯ごたえと栗のようなほっくりとした甘みがある。ひと粒しか入っていない莢が多いため、旨味が凝縮されている。臭みがないと評判。 |
料理名 | 枝豆は茹で豆や豆ご飯として。乾燥大豆は、煮豆、筑前煮、茹でてサラダにも。 |
調理法 | 乾燥大豆100gをよく水で洗い、水400ccにひと晩浸けておく。水に浸けたまま塩小さじ1/8杯を加え、火にかける。沸騰したらアクを取りながら、弱火で50~60分程度茹でる。茹で汁が常にひたひたになるよう適宜水を足す。適度な硬さになったら、茹で汁を切ってできあがり。 |
加工品 | 冷凍枝豆、水煮、納豆、豆腐、豆乳、きな粉、ペースト |
栄養 | 完熟大豆には、タンパク質、脂質、ビタミンB1、B2、E、カルシウム、リン、鉄などのミネラル、食物繊維が多い。イソフラボンやサポニン、レシチンなどの機能成分も含まれる。また、枝豆には完熟大豆にはないビタミンCが含まれている。 |
問い合わせ先 | 渡島総合振興局 http://www.oshima.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/shokusai/b02/b02002.htm |
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