名称 | エゾシカ |
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都道府県名 | 北海道 |
区分 | その他肉類 |
分類 | シカ科シカ属 |
学名 | Cervus nippon yesoensis |
外国語名 | Hokkaido Shika Deer |
生産地 | 北海道全域 |
収獲地域情報 | 北海道の各地に生息していたが、明治期の乱獲により、道東や日高に残るだけになっていた。広葉樹林やカラマツ林などに多く生息する。保護政策により各地に広がり、畑などを荒らしたり交通事故などの獣害が平成に入って深刻化。そのため、各地で食肉として加工、販売する取り組みが始まっている。 |
別名 | 漢字では「蝦夷鹿」と書く |
歴史背景 | 明治期に開拓民が入ったころは、エゾジカの群れが原野を埋め尽くし、まるで大地が動くようだったという記録がある。大量に捕獲し、肉や皮、角などを輸出したが、乱獲がたたって生息数が激減。1890年に禁漁となる。保護政策が続けられたが、農林業への被害が拡大し、近年は駆除が必要になっている。渡島半島には1980年代に持ち込まれたエゾシカが増加し、最近は檜山地区にも増加が確認されている。いっぽうで食肉として飼育に乗りだす企業もあり、エゾシカ料理も注目され始めている。 |
時期 | 通年 |
特徴 | 北海道の固有種で、ニホンジカのなかではもっとも大きい。体毛は、夏は茶褐色地に白い鹿の子模様があり、冬は灰褐色で、体形はほっそりしている。 肉は高タンパク低脂肪で、身が引き締まり、さっぱりして食べやすい。深い味わいで旨味がある。 |
料理名 | シチュー、プルコギ、ミートソース、カレー、ハンバーグ |
加工品 | サラミ、ソーセージ、エゾジカジャーキー、メンチコロッケ、昆布巻き |
栄養 | 必須脂肪酸のリノール酸をはじめとする多価不飽和脂肪酸が畜肉よりも高い割合で含まれる。鉄が豊富。 |
問い合わせ先 | 渡島総合振興局 http://www.oshima.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/shokusai/a03/a03014.htm |
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