名称 | 鹿島灘はまぐり |
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都道府県名 | 茨城県 |
区分 | 魚介類 |
分類 | マルスダレガイ科ハマグリ属 |
学名 | Meretrix lusoria |
外国語名 | Common orient clam |
生産地 | 鹿島灘 |
収獲地域情報 | 那珂川以南の大洗町から神栖市に至る太平洋岸沿岸の鹿島灘は、黒潮と親潮がちょうどぶつかること、そして大陸棚が広く続くことから、県下有数の漁業基地となっている。鹿島灘はまぐりの良好な漁場として知られる。はまぐりは水深2~6mの砂地に生息。漁は貝桁網という手法で行われる。資源保護のために計画漁獲を行い、茨城県栽培漁業センターでは稚貝の研究、放流などを行なっている。 |
別名 | チョウセンハマグリ |
由来 | ハマグリの名は、浜にあって栗に似ていることから来たとの説が有力。 |
歴史背景 | 縄文時代の貝塚からもっとも多く出土する貝であり、古来日本各地で親しまれてきた。平安時代の貴族の遊び、貝合わせにもはまぐりが使われていた。しかし近年、水質汚染などで絶滅危惧種に指定されるほど減少している。9割を輸入に頼るなかで、国産の半数以上を占めるのが鹿島灘はまぐりである。資源を守るために厳しい漁獲制限がかけられており、大洗、鹿島灘、波崎、波崎共栄の 4つの漁協が協力しながら計画的に操業を行っている。 |
時期 | 12月~3月 |
特徴 | 鹿島灘の外洋の砂浜に生息し、個体ごとに色が異なる。殻はなめらかでつやがある。内湾の干潟に生息する通常のハマグリと比べてとても大玉。 身が薄く調理すると身が小さく硬くなる輸入ものに対し、身が厚く、調理してもやわらかくおいしい。 |
料理名 | 酒蒸し、炭火焼き、潮汁、炊き込みご飯、カレー |
調理法 | ひたひたになる程度の2~3%の塩水に浸け、薄暗い場所にひと晩置いて潮を吹かせる。貝と貝をすり合わせて汚れとぬめりを取ってから料理に使う。 |
選び方 | 殻にツヤがあり、打ち合わせてカチカチと澄んだ音がするものを選ぶ。 |
栄養 | ビタミンB1、B2、鉄、亜鉛などが多い。コハク酸、グリシン、アラニン、グルタミン酸などの旨味成分も豊富。 |
問い合わせ先 | いばらき うまいもんどころ http://www.ibaraki-shokusai.net |
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