名称 | 長崎たちうお |
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都道府県名 | 長崎県 |
区分 | 魚介類 |
分類 | タチウオ科タチウオ属 |
学名 | Trichiurus lepturus |
外国語名 | cutlassfish, Largehead hairtail |
生産地 | 対馬市、五島市、新上五島町、小値賀町 |
収獲地域情報 | 長崎の対馬暖流とその支流が複雑な潮流を生み、カタクチイワシをはじめ、良質な餌が豊富な漁場を形成している。 |
別名 | 小値賀島西方の白瀬周辺で獲れるたちうおは「白銀」、対馬北部で獲れるものは「銀太」、五島近海で獲れるものは「五島太刀」と呼ばれる。 |
由来 | 外観が太刀に似ていることから、「太刀魚(タチウオ)」と名づけられたといわれている。このほか、餌を狙うときに立ち泳ぎをすることから、「立魚(タチウオ)」という名前になったとする説もある。 |
歴史背景 | ブランド魚として、認知度を高める努力が行われてきた。そのため、「長崎たちうお」として出荷されるのは独自の基準をクリアしたもののみ。曳き網釣りで漁獲されたもの、噛み傷やすれ等がないこと、約400g以上といった基準がある。 |
時期 | 通年。10月~3月が旬。 |
特徴 | 脂がのっている。桜色の身と白銀の皮が美しい。海底近くに群れを成し、朝日とともに浮き上がって、餌を求めて立ち泳ぎをする。このときをねらって、曳き縄釣りという漁法で釣る。これは、約250mの曳き網に50本ほどの釣り針を仕込み、きびなごやさんまの切り身などを餌にして一尾ずつ釣る方法。歯が鋭いため、漁具は長い釣り針にワイヤーを取りつけたものを使用する。 |
下処理 | 小骨が多い魚なので、焼き物などにする際は、小骨の処理をしたほうが食べやすい。 |
料理名 | 刺身、塩焼き、煮つけ、寿司、から揚げ、天ぷら、南蛮漬け、ムニエル |
調理法 | 皮と身の間に旨味が詰まっているため、皮つきのまま刺身にする。 |
選び方 | 小さいものは小骨が多く身が薄いので、ある程度大きく成長したもののほうが美味。身が締まっていて、皮が銀色に輝き、傷がないものを選ぶ。切り身を購入する場合、肉質が透き通ったピンク色のものがよい。 |
保存方法 | 頭と内臓を取り除いて水気をきれいにふき取り、きっちりラップで包み、冷蔵庫で保存する。 |
栄養 | たんぱく質のほか、脂質が多く、EPA、DHA、オレイン酸が豊富。ビタミンA、Dも多く含まれている。 |
問い合わせ先 | めぐみの長崎 https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kanko-kyoiku-bunka/kanko-bussan/megumi/ |
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