名称 | 長崎びわ |
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都道府県名 | 長崎県 |
区分 | 果実類 |
分類 | バラ科ビワ属 |
学名 | Eriobotrya japonica |
外国語名 | loquat |
生産地 | 長崎市、南島原市、西海市、壱岐市 |
収穫地域情報 | 海に囲まれた温暖な気候は、デリケートで気象条件の影響を受けやすいびわの栽培に適している。長崎は、日本で最大のびわ産地となっている。 |
栽培情報 | 露地栽培が中心だが、日照りの害から果樹を守るため、近年ではハウス栽培も積極的に行われるようになった。 |
別名 | 正式品種名は、茂木種、長崎早生、福原早生(商品名:長崎甘香)、涼風、なつたより。「長崎びわ」は、これらの総称。 |
由来 | 長崎びわの主な品種のひとつである「茂木」は、長崎市茂木地区で栽培が普及したことからこの名がついた。 |
歴史背景 | 「茂木」は、江戸時代に地元の女性が唐びわの種子をもらい受け、それを播いたことが始まりといわれている。それ以降、長崎の代表的な特産品となったびわ。近年では、ビニールハウスによる促成栽培も行われている。 |
時期 | 2月~6月 |
特徴 | 酸味が少ない「茂木種」。みずみずしい食感の「長崎早生」。一般的なびわより実が大きい「福原早生」。糖度が高くまろやかな甘さの「涼風」。ジューシーでとろけるような食感が特徴の「なつたより」。このように、品種によって味や食感などの特徴が異なる。 |
調理法 | 非常に傷みやすいため、ゴシゴシとこすって洗うのは避けて。洗う際は、食べる直前に軽くすすぐ程度にする。皮は、手でおへそ側から軸のほうへむく。種とその周りにある白い部分(渋皮)を取り除いて食す。 |
加工品 | 缶詰、ゼリー、ジャム |
選び方 | きれいなオレンジ色で、表面に傷や茶色くなった部分が無いもの。産毛がしっかりと残っているものを選ぶ。 |
保存方法 | 購入後はなるべく早めに食べるのがおすすめ。冷蔵庫に入れると傷みが早くなるため、冷暗所に保存し常温で食べる。冷やす場合は、食べる直前に冷蔵庫に入れる。 |
栄養 | 果実には、β-カロテンや食物繊維、クエン酸などが含まれている。 |
問い合わせ先 | めぐみの長崎 https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kanko-kyoiku-bunka/kanko-bussan/megumi/ |
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