名称 | 高知産ニラ |
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都道府県名 | 高知県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | ユリ科ネギ属 |
学名 | Allium tuberosum |
外国語名 | Oriental garlic、Chinese chives |
生産地 | 香南市、香美市など |
収穫地域情報 | 国内生産量約6万t。1位の高知県は22%(2007年、農林水産省統計)を占め、なかでも香南市は生産量日本一の産地となっている。ハウスと露地栽培で品質の高いニラを周年で安定出荷できる体制が整っている。また、出荷段階では、予冷、保冷の徹底だけでなく、小袋包装、そして県独自の鮮度保持技術「パーシャルシール包装」(ガス透過性を調整できる包装で、袋内が低酸素、高二酸化炭素状態となり、青果物の呼吸作用を抑制)を導入するなど、鮮度保持に努めている。 |
由来 | 「古事記」では“加美良”、「万葉集」では“久々美良”、「正倉院文書」には“彌良”という記述があるように、古代は“みら”と呼ばれていたが、平安時代後半ころから“にら”に転じ始め、現在に至っている。 |
歴史背景 | 中国西部が原産といわれ、日本には中国から伝来し、薬用に用いられていたが、明治時代になって料理用の野菜として栽培されるようになった。高知では、1年を通じて温暖な気候がニラ栽培に適していることから、昭和30年代から栽培が始まった。比較的軽作業で、価格が安定していることから栽培農家が増え、現在では一大産地になっている。 |
時期 | 通年 |
特徴 | 日照量が高いため、ミネラル、ビタミンが豊富。香り高く、食感もよい。 |
料理名 | レバニラ炒め、餃子、ニラ饅頭、ニラの卵とじ、味噌汁やスープの具、チヂミなど |
調理法 | 炒め物、さっと茹でておひたし、和え物、細かく刻んで餃子やニラ饅頭などの餡の具として。 |
選び方 | 葉がピンとしていて、しなびたり、途中で折れたりしていないもの。葉の緑がコク、幅の広いもの。 |
保存方法 | 新聞紙かポリ袋で包み、冷蔵庫で保存。 |
栄養 | 抗酸化作用のある3種類のビタミン、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEを多く含む。カリウム、食物繊維が豊富。においのもとはアリシンでビタミンB1の吸収を助ける作用をもつ。 |
問い合わせ先 | 高知県産業振興推進部地産地消・外商課 TEL:088-823-9753 |
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