名称 | 河内赤カブ |
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都道府県名 | 福井県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | アブラナ科アブラナ属 |
学名 | Brassica rapa var. glabra |
外国語名 | turnip(英)、navet(仏) |
生産地 | 美山町河内集落およびその周辺 |
収穫地域情報 | 福井県の山間部に位置する。降雪が多く、季節により時間帯により寒暖差が激しい気候が、カブの生産に適している。 |
栽培情報 | 焼畑栽培で作られるので、施肥も農薬防除も行わない。7月下旬に野刈りし、8月上旬に野焼きしてタネ播きする。10月下旬から、直径8cmほどに育ったものを順次収穫する。 |
別名 | 河内赤カブラ |
歴史背景 | 河内集落は、1200年前に栄えた牛ヶ原荘園の古文書に記載があり、赤かぶ栽培も平家落人伝説とともに伝えられている。山奥にある集落なので、古い品種が交雑することなく残されてきたのではないかといわれている。 |
時期 | 10月下旬 |
特徴 | 「河内赤かぶら生産組合」が採種。県の伝統地場農産物等原種供給事業で原種が保存されている。現地では過疎化、高齢化が進んでいるため、美山町とJA越前美山で町の特産品として、民間団体「福井焼畑の会」が農法維持を支援している。ふっくらとした形で鮮やかな赤色をしている。肉質はやや硬く、ほろ苦さのなかに甘味と辛味があって山菜風の独特な風味がある。かぶの内部も赤く、酢漬けなどにすると色鮮やかな仕上がりになる。 |
料理名 | 糀漬け、酢漬け、味噌汁など |
加工品 | 赤カブ漬け、クッキーなど |
選び方 | 葉がいきいきとしていて青く、根はハリがあるもの、持ち重りがするものを選ぶ。 |
栄養 | 葉はβ-カロテン、ビタミンC、K、カルシウム、葉酸、鉄などが多い。ジアスターゼも含む。根はビタミンC、食物繊維、カリウムなどを含む。 |
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