名称 | 宮城産わかめ |
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都道府県名 | 宮城県 |
区分 | 藻類 |
分類 | チガイソ科ワカメ属 |
学名 | Undaria pinnatifida |
外国語名 | wakame(英)、bourgeon(仏)、alga marina wakame(伊) |
生産地 | 南三陸町、気仙沼市など |
収穫地域情報 | 三陸沿岸は、リアス式海岸が深く切り立っていて潮の流れがよい。また、親潮と黒潮が交わる海の栄養と、沿岸の森林からの森の栄養などが流れ込み、わかめが育つ好条件がそろう漁場である。岩手・宮城の三陸産わかめが国産わかめ生産量の約55%を占める。 |
歴史背景 | 岩手県大船渡市末崎町の小松藤蔵氏が、戦後の貧困に苦しむ漁業者の生活を助けるため、自費で研究した結果、1957年にわかめの養殖技術を完成させた。それがやがて宮城県北部を含む三陸地方全体、そして全国へと広まる。数年後には養殖わかめの生産量は天然わかめを上回った。その後、1965年に塩蔵わかめが開発された。2011年3月の東日本大震災では、三陸海岸の多くの養殖施設が津波で流出したが、同年6月に気仙沼市から翌年春の収穫に向け、養殖作業が開始。短期間で収入を得られるわかめ養殖に漁業者たちは力を入れている。 |
時期 | 通年出回るが、3~5月がもっともおいしい |
特徴 | 肉厚で弾力があり、歯ざわりがよい。また、大型で茎が長く、葉の切れ込みが深い。三陸ワカメ、南部ワカメとも呼ばれる。素干し、湯通し塩蔵ワカメ、カットワカメ(湯通し塩蔵ワカメをカットして乾燥したもの)、市販の生ワカメは湯通し塩蔵ワカメの塩抜きをしたものが多い。 |
料理名 | 味噌汁、サラダ、たこときゅうりの酢の物、若竹煮など |
加工品 | 塩蔵わかめ、乾燥わかめ、お茶漬けなど |
選び方 | 乾燥品は湿気ていないものを選ぶ。 |
保存方法 | 塩蔵品、生わかめは冷蔵庫で保存する。乾燥品は密閉容器で保存する。 |
栄養 | アルギン酸等の食物繊維、β-カロテン、ビタミンB群やミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄)が含まれる。 |
問い合わせ先 | ぷれ宮夢みやぎ https://www.premium-miyagi.jp/lineup/wakame.html |
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