名称 | 三浦だいこん |
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都道府県名 | 神奈川県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | アブラナ科ダイコン属 |
学名 | Raphanus sativus L. |
外国語名 | Japanese radish |
生産地 | 三浦市、横須賀市など |
収穫地域情報 | 三方を海に囲まれ、温暖な気候の三浦半島は、多摩丘陵から続く広い緑地に恵まれている。農耕地の土壌はほとんど洪積火山灰土壌からなる。主要作物は冬作のだいこん、キャベツおよび夏作のスイカ、メロン、カボチャである。冬期の温暖な気象や優れた土壌等に恵まれ、だいこんとキャベツは全国的にも有数の大産地を形成している。 |
歴史背景 | だいこんの栽培は江戸時代、寛永年間の1841年に書かれた『相模風土記』に記録されている。1925年から東京市場に出荷され、「三浦だいこん」の名がつけられた。在来種の「高円坊系」に「練馬」を交配したものが基本で、長年にわたって名声を維持してきたが、1979年に大型台風20号に襲われ大きな被害を受けたことをきっかけに、甘みと小ぶりさが消費者に好まれ、また収穫が容易であることから青首だいこんが急速に増加し、現在は生産する 99%が青首だいこんになっている。 |
時期 | 11月~3月 |
特徴 | 生産の主流は青首だいこんだが、「三浦だいこん」や「レディサラダ」などのほか珍しい品種もあり、味や食べ方もバラエティに富む。なかでも「三浦だいこん」は、白首だいこんで、首の部分が細くて尻に向って太くなる「中ぶくら」で、 長さ約60cm、重さ約3kg、大きいものは5~8kgに肥大する。肉質は緻密でやわらかく、甘みと辛みを両方持ち合わせる。 |
料理名 | 菜飯、ふろふきだいこん、おでん、ぶりだいこん、煮物、味噌汁、漬け物、サラダ、カレー、切り干し大根など |
加工品 | たくあん、ふすま漬け、焼酎、ジャムなど |
選び方 | 葉がピンとして勢いがあり、緑色が鮮やかで、ずっしりと重いものを選ぶ。根の部分は白くてつやと張りがあり、ひげ根の穴が浅いものがよい。葉がカットしてあるものは、切り口がみずみずしく、すの入っていないものを選ぶ。 |
保存方法 | 葉が根の水分を吸うので、葉と根を切り分けてポリ袋に入れて冷蔵庫で保存する。 |
栄養 | 葉はβ-カロテン、ビタミンA、E、C、鉄、カルシウムなどが豊富。根はビタミンCを含む。 |
問い合わせ先 | 特産・三浦野菜生産販売連合 TEL:046-888-3151 |
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