名称 | 賀茂なす |
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都道府県名 | 京都府 |
区分 | 野菜類 |
分類 | ナス科ナス属 |
学名 | Solanum melongena |
外国語名 | eggplant |
生産地 | 綾部市、亀岡市、上賀茂、下鳥羽など |
収穫地域情報 | 京都盆地は、夏暑く冬寒い。東西北の山から花崗岩の風化した砂質土壌と粘土の堆積土壌は肥持ちがよく肥えている。京都市の都市化が進んだ現在は、郊外の綾部市や亀岡市が主産地となっている。 |
歴史背景 | 平安京以来の都、京都には各地から多くの人が集まり、全国から珍しい野菜も集まってきた。生活から出る下肥などの肥料のよさ、賀茂川、高野川、桂川の三川が上流から運ばれる良質な土壌、適当な降雨とマイルドな温度・湿度などの条件が重なり、良質な野菜を育んだ。賀茂なすは、江戸時代に紀州から京都御所に献上されたものが、やがて水に恵まれた上賀茂を主産地として広まったといわれている。 |
時期 | 5月中旬~8月中旬 |
特徴 | ぼってりとボリュームのある丸い形と、つやつやと光る深い紫色が特徴。ヘタの下は白く、「三へた」といって三片に分かれることが多く、直径は12~15cmの丸形、 重さは250~350gが普通だが、なかには500g近くになるものもある。肉質は緻密で加熱しても形が崩れにくい。ぎゅっと身がしまっており、味はほんのり甘さを含んでいる。 |
料理名 | 田楽、揚げ出し、漬け物など |
加工品 | 漬け物 |
選び方 | ハリがあり、表面にツヤがあるもの、持ち重りがするものを選ぶ。 |
保存方法 | 袋に入れて冷暗所に保存する。 |
栄養 | 成分のほとんどが水分。皮の濃い紫色はナスニンというアントシアニン色素で強い抗酸化性がある。また、同様に抗酸化性のあるクロロゲン酸(ポリフェノール)も含んでいる。 |
問い合わせ先 | 公益社団法人 京のふるさと産品協会 http://kyoyasai.kyoto/ |
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