名称 | 鹿ヶ谷かぼちゃ |
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都道府県名 | 京都府 |
区分 | 野菜類 |
分類 | ウリ科カボチャ属 |
学名 | Cucurbita moschata |
外国語名 | Shishigatani-kabocha |
生産地 | 綾部市 |
別名 | おかぼ |
由来 | 鹿ヶ谷で栽培されたかぼちゃから。 |
歴史背景 | 文化年間(1804~1818年)のころ、東山の農民が、津軽に旅をした際、菊かぼちゃを持ち帰り、現在の左京区鹿ヶ谷に住む農民にあげた。もらった農民が、さっそく自分の畑に植えて栽培したのが始まりと伝えられる。栽培を繰り返すうち、突然変異して現在のひょうたん型になった。明治時代には、京都で食べられるかぼちゃのほとんどを占めるほどになった。その後、京都市の市街地化で、産地は郊外の綾部市へ移り、鹿ヶ谷で栽培する農家はいなくなった。 |
時期 | 7月~8月 |
特徴 | 中央部がくびれたひょうたん型をしている。赤系晩生種のかぼちゃで、ひとつが2~4kgほどの重さ。縦に半分に割ると、半分から下の部分に空洞があり、種が入っている。肉質は緻密、粘質で煮くずれせず、光沢がある。味は淡泊で、甘みも少なく水気が多い。 |
料理名 | 含め煮、そぼろあんかけなどの煮物、天ぷらなど |
保存方法 | 風通しのよい冷暗所に保存する。カットしたものはラップをして冷蔵庫で保存する。 |
栄養 | 炭水化物、β-カロテン、ビタミンB1、B2などが多い。菊かぼちゃよりビタミンC、リノール酸、リン、カリウムを多く含む。カルシウム、鉄も含む。 |
問い合わせ先 | 公益社団法人 京のふるさと産品協会 http://kyo-furusato.jp |
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