名称 | オリーブ |
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都道府県名 | 香川県 |
区分 | 果実類 |
分類 | モクセイ科オリーブ属 |
学名 | olea europaea |
外国語名 | olive |
生産地 | 小豆島、国分寺 |
収穫地域情報 | 国内産のオリーブの95%を占める一大産地の香川県。主要産地は小豆島。温暖な気候、日照時間の長さ、降水量が少なく水はけのよい大地など、オリーブ栽培に適した風土に恵まれている。外国産に勝るとも劣らないものをという気概を持ち、丁寧な栽培、収穫、加工で高品質な商品を生み出している。 オリーブオイル:海外の産地の多くは機械を使って果実をふるい落とすが、小豆島の生産者は、消費者により安全で高品質なものを提供すべく、果実に傷がついてそこから油の酸化が進まないようひと粒ひと粒丁寧に手摘みで収穫している。また、収穫後できるだけ早く実を絞るために、農場に近い場所に工場を建てている。 新漬けオリーブ:オリーブの実を、収穫後48時間以内に渋抜きして塩水に漬け込んだもの。新鮮なオリーブの実をいちばんおいしい状態で味わってもらうべく、早ければ、収穫後2週間で流通させている。 |
歴史背景 | オリーブの起源は小アジアとされ、紀元前14~12世紀の間には、シリアからトルコを経てギリシャへ広がった。日本には、1908(明治41)年に、イワシ等の油漬け加工に必要なオリーブ油の国内自給のために、三重、香川、鹿児島の3県に輸入したオリーブの苗木を植えたのが栽培の始まり。生育はなかなかうまくいかなかったが、地中海の気候に似た小豆島の木だけが残り、「日本のオリーブ栽培発祥の地」として有名になった。しかし、育て方、害虫被害、実の加工方法など不明なことが多いなか、地道でたゆまぬ努力と研究を続けて来た結果、小豆島は「オリーブの島」と呼ばれるまでになり、1954(昭和29)年に香川県の県花、1967(昭和42)年には県木に指定された。 |
時期 | 実の収穫は9~11月 |
特徴 | 果実は炭水化物を3~4%程度含むが、渋みが強く生のままでは食べられないため、塩漬けなどに加工して食べるか、油を搾って食用とする。 オリーブオイル……フルーティななかに、スパイシーな苦みが感じられる。 新漬けオリーブ……果実のようにフレッシュな香りとオリーブの濃厚な味わいが広がる。 |
料理名 | オリーブオイル……そのまま食材や料理にかける、和える。酢などと合わせてドレッシングに。炒め物や揚げ油に。 新漬けオリーブ……そのまま食べる。サラダに入れる。天ぷら。 |
加工品 | オリーブオイル、マヨネーズ、ドレッシング、塩漬けオリーブ、ペースト、パンや菓子類、オリーブの葉を使ったお茶、オリーブサイダー、化粧品など |
栄養 | 果実は脂肪15~30%程度と、脂肪が多いのが特徴。また、その脂肪酸組成はオレイン酸(C18:1)が主で全体の3/4を占める。リノール酸は10%前後と大豆油の1/5ほどである。 |
問い合わせ先 | うどん県の県産品紹介ポータルサイト「LOVEさぬきさん」 http://www.kensanpin.org/products/ |
※本サイトに掲載されている問い合わせ先は、食材の内容に関してのみの対応となっております。販売についての問い合わせは、ご遠慮くださるようお願いいたします。