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女峰、さちのか、さぬきひめ(いちご)

女峰、さちのか、さぬきひめ(いちご)

名称 女峰、さちのか、さぬきひめ(いちご)
都道府県名 香川県
区分 果実類
分類 バラ科オランダイチゴ属
学名 Fragaria × ananassa
外国語名 garden strawberry、pineapple strawberry、ananas strawberry
生産地 女峰:三木町、土庄町、綾川町、三豊市、さぬき市、高松市、小豆島町 さぬきひめ:綾川町、丸亀市、観音寺市ほか
収穫地域情報 高設式養液栽培システムの普及率が他県に比べて極めて高く、8割以上を占める。 女峰:香川県のいちご栽培面積の約40%を占める。高設式養液栽培システムで日光が均一に当たるため、色つきがよい高品質のいちご生産ができる。 さぬきひめ:枝の太さを見ながら粒数を調整するなど、丁寧な摘果作業で、常に大玉になるように気を配っている。また、減農薬栽培にも取り組んでいる。
歴史背景 いちごは、日本には江戸時代の終わりころにオランダから輸入され、1872(明治5)年から本格的に栽培されるようになった。大正末期からいちご栽培を始めた香川県は、量より質、を基本概念に、全国に先駆けて高設式養液栽培システムを広く導入し、太陽の光が均一に当たり、品質の高いいちごを生産可能にした。女峰、さちのかをおもに栽培。とくに色が鮮やかで形のよい女峰は、全国の女峰の約90%を香川県で生産しているなど、「いちご王国」といわれながらも、オリジナルの品種が長く存在しなかった。そこで、「優れた食味」「大きい果実」「高設式養液栽培に適応」をキーワードに、1997(平成9)年からオリジナル品種の開発、育成に努め、「さちのか」を母に、果実の大きい「とちおとめ」を父に「三木2号」を育成し、この「三木2号」を母に、早い時期に果実が実り、冬期も安定した生産ができる「さがほのか」を父に交配、育成し、2005(平成17)年に讃岐生まれのいちご『さぬきひめ』を誕生させた。
時期 女峰:12月~3月 さぬきひめ:11月~6月
特徴 さぬきひめ:やや丸みを帯びた円錐形、鮮やかな赤色で、果皮に光沢がある。平均でひと粒18~19gと実が大きく、香り豊か。食感はやわらかでジューシーで果汁とともに、甘く深みのある香りが口のなかに広がる。
下処理 ヘタを切り落としてから洗うと切り口から風味が流れ出てしまうので、ヘタを取らずに軽く洗う。無農薬栽培のものは洗わずに食べてもよい。
料理名 そのまま、ショートケーキなど
加工品 ジャム、菓子類、ジュース、ワイン、リキュール
選び方 いちごは収穫されてからは追熟しないので、それ以上赤くなることも甘くなることもない。色の濃淡は品種差があるのでこだわらず、平均的に色づき、色鮮やかで、光沢があり、ブツブツが立っているもの。表面に傷のないもの。ヘタまで赤くなっているもの。ヘタの緑が瑞々しく、元気で張りがあり上に反り返っているもの。傷んで白っぽくなっているもの、汁が出ているものは避ける。
保存方法 傷みが早いので、買ったその日に食べきるのがよい。余ったら冷蔵庫、または冷凍保存も可能(冷凍保存のほうが鮮度を維持できる。冷凍した場合はそのままいちごジュースに)
栄養 ビタミンC が100g中50~100mgと、レモンを遥かに上回り、果物のなかではトップレベル。そのほか、食物繊維(ペクチン)、カリウム、キシリトール、ミネラルなどをバランスよく含んでいる。
問い合わせ先 うどん県の県産品紹介ポータルサイト「LOVEさぬきさん」
http://www.kensanpin.org/products/

※本サイトに掲載されている問い合わせ先は、食材の内容に関してのみの対応となっております。販売についての問い合わせは、ご遠慮くださるようお願いいたします。