名称 | 野沢菜 |
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都道府県名 | 長野県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | アブラナ科アブラナ属 |
学名 | Brassica rapa L. var. hakabura |
生産地 | 野沢温泉村など |
収穫地域情報 | 野沢温泉村は、標高600m近い高冷地にある。冬はスキー場になるほど雪が多い。 |
別名 | 信州菜 |
由来 | 産地の地名から野沢菜と呼ばれるようになった。 |
歴史背景 | 1756(宝暦6)年ころ、野沢温泉村の健命寺8代目住職の晃天園瑞和尚が京都遊学の折りに、京都、大阪で名産の天王寺かぶの種を持ち帰り栽培したことが始まりとされている。種を寺の畑に蒔いたところ、実が小さく葉柄が大きい天王寺かぶとは違ったものが育った。温暖な西国とは気候が違ったため、突然変異を起こしたと考えられる。その後も和尚は野沢菜の普及に力を尽くしたといわれている。野沢温泉村は、江戸時代から湯治場として知られていたが、大正時代になってスキー場が開設された。スキーヤーや湯治客たちは、蕪菜のおいしさに感激し、野沢菜という呼び名が定着していった。太平洋戦争後には客が急増、またマスコミが野沢菜漬けを盛んに取り上げるようになり、全国各地に野沢菜が普及していった。ちなみに、健命寺では現在も原種の野沢菜を栽培し、種を販売している。 |
時期 | 11月~2月 |
特徴 | 草丈は50~100cmと大きく、葉は緑色、味はさっぱりとして歯応えがある。 |
料理名 | 野沢菜漬けは、そのまま食べるほか、味噌汁、おにぎりに海苔替わりとして巻いたり、炒めものやラーメンの具材にしてもおいしい |
加工品 | 野沢菜漬け |
選び方 | 葉にツヤがあり、濃い緑色。葉も茎もピンとして張りのあるもの。 |
保存方法 | ポリ袋に入れ、立てたまま冷蔵庫の野菜室で保存。 |
栄養 | カルシウム、カリウム、β-カロテン、ビタミンC、葉酸食物繊維などが多い。 |
問い合わせ先 | 野沢温泉村役場 TEL:0269-85-3111 |
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