名称 | ざざむし |
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都道府県名 | 長野県 |
区分 | 肉類 |
生産地 | 伊那地方の天竜川沿い |
収獲地域情報 | 諏訪湖から流れ出る天竜川の渓流で冬に獲る。一般の人々もざざむし漁を楽しむ。4本の木を十文字に曲げ、網を三方に張り巡らした四ツ手網を使って、石の裏側に張りついているカワゲラなどを、上流からだんだん下流に追い込んですくい捕らえる。 |
由来 | 渓流の流れが緩やかなところは、静かにザーザーと流れるため、このような場所が「ざざ」と呼ばれ、すみかとするカワゲラなどが「ざざむし」と呼ばれるようになった。 |
歴史背景 | 古くからこの地方で食べられてきた。1919(大正8)年の農商務省調査によると、昆虫を食すのは長野県の17種類がトップで、その代表が、「はちのこ」と「ざざむし」だった。1953(昭和28)年ころから土産物として売られるようになっている。 |
時期 | 12月~2月 |
特徴 | 水生昆虫の幼虫を食用とするときの総称。佃煮はかつては「カワゲラ」が主体であったが、現在は「ヒゲナガカワトビケラ」が主になっている。独特の歯ごたえと旨味が酒のつまみとして愛好されている。 |
料理名 | 佃煮など |
調理法 | 佃煮の作り方。たっぷりのぬるま湯で、生きたザザムシ1kgを数回洗って川砂を取る。ざるに上げ、よく水分を切る。 鍋に醤油1合、みりんまたは酒を適量、砂糖300gを入れてざざむしを加え、強火で煮込む。 汁が煮立ってきたら中火にして、水分がほとんどなくなるまでじっくり煮込む。 |
加工品 | ビン詰め、缶詰など |
栄養 | タンパク質が主成分。 |
問い合わせ先 | 伊那市観光協会 TEL:0265-78-4111 http://inashi-kankoukyoukai.jp/cms2/archives/1511 |
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