名称 | 加賀太きゅうり |
---|---|
都道府県名 | 石川県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | ウリ科キュウリ属 |
学名 | Cucumis sativus |
生産地 | 金沢市打木町、かほく市 |
由来 | 太い形から。 |
歴史背景 | 金沢で栽培が始まったのは、1936(昭和11)年。金沢市久安町の篤農家・米林利雄が、仲買人から煮食用の東北の短太系きゅうりの種子を譲り受け、近在の野菜農家7人に分けたのがきっかけとなった。当時は瓜に近く、三角形で果色は黄色だったそうだが、長い年月の間に、近在で栽培していた金沢節成りきゅうりとの自然交雑により、丸みを帯びた形、果色も濃い緑色へ変化。1952(昭和27)年ころに現在の形になった。 1970(昭和45)年ころから、産地はそれまでの金沢市街地から砂丘地の打木地区に移動。栽培方法も露地からハウスや温室に変わり、1975(昭和50)年ころに、本格的にブランド化。系統選抜による共同採種で形状・品質の安定を図っている。 |
伝来 | 江戸時代に、シベリア大陸から渡来し、在来種との交雑で生まれたと考えられている。 |
時期 | 4月上旬~11月下旬 |
特徴 | 長さ22~27cm、太さ6~7cm、重さ700g~1kgほどと、太くてずんぐりしている。果肉が厚いがやわらかく、舌触りが滑らかで甘味がある。漬物よりも香りと甘味を生かす煮物の素材として最適。食味、日持ちがよい。 |
下処理 | 皮を剥いて、種を取る。 |
料理名 | あんかけなど煮込み、蒸し物、酢の物など和え物、炒め物、サラダなど |
調理法 | 煮る、蒸す、炒めるなど加熱料理に適するが、薄切りにして和え物、サラダ、浅漬けなどにも。 |
選び方 | 濃い緑色で、上から下まで太さが均一なもの。張りがあり、しっかりしているものを選ぶ。 |
保存方法 | 冷蔵庫の野菜室で保存。 |
栄養 | 約96%が水分で、カリウム、食物繊維を含むが、目立った栄養成分はない。 |
問い合わせ先 | 石川県生産流通課 TEL:076-225-1621 |
※本サイトに掲載されている問い合わせ先は、食材の内容に関してのみの対応となっております。販売についての問い合わせは、ご遠慮くださるようお願いいたします。