名称 | ニゴロブナ |
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都道府県名 | 滋賀県 |
区分 | 魚介類 |
分類 | コイ科フナ属 |
生産地 | 琵琶湖沿岸 |
歴史背景 | 琵琶湖固有種のフナで、古くから鮒寿司の材料として利用されてきたが、1960年代には500tあった漁獲量が1997年には18tまで減少した。このため、水田で稚魚を育てたり、産卵繁殖場であるヨシ帯の造成を行うなど資源回復の活動が行われている。 |
時期 | 春 |
特徴 | ほかのフナに比べ骨がやわらかく、鮒寿司にしたときに食べやすい。卵を多く持つメスが珍重される。 |
下処理 | ウロコをしっかり取り、内臓や浮き袋をエラから丁寧に取り除く。 |
料理名 | 鮒寿司、粕漬け、鮒味噌 |
調理法 | 春先にたっぷりの塩で漬け、土用のころに塩抜きしたあと、ご飯に漬け込む。乳酸発酵の進んだ正月のころに取り出して食する。 |
加工品 | 鮒寿司 |
選び方 | 250~300gのものが使いやすい。 |
栄養 | タンパク質が主成分。ビタミンB1、カルシウム、鉄が多い。 ニゴロブナをご飯と乳酸発酵させた鮒寿司は整腸作用があるとされる。 |
問い合わせ先 | 滋賀県漁業協同組合連合会 TEL:077-524-2418 |
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