名称 | 毛豆 |
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都道府県名 | 青森県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | マメ科ダイズ属 |
学名 | Glycine max |
外国語名 | Green soybeens、Edamame |
生産地 | 津軽地方 |
収穫地域情報 | 古くから在来種として津軽地方に根付いてきた。田植えが終わってから種を植え、秋に収穫。米が凶作の年でも育つ強い作物。夏の暑さと北国特有の朝晩と日中の寒暖の差が、大粒で甘味が強くほっくり旨味の濃い風味豊かな豆にする。青森の特産品として全国流通を目指してブランド化に取り組み、2001年に商標登録された早生系統品種改良の「あおもり豊丸」「あおもり福丸」は、在来の毛豆より1ヶ月ほど早い8月下旬に収穫される。 |
別名 | あぜまめ(田の畦や苗代などに植えられることが多いので) |
由来 | 茎、葉などが茶褐色の剛毛に覆われていることから。 |
歴史背景 | 青森県・津軽地方を中心に、代々農家で受け継がれてている枝豆の在来種で、ルーツには謎も多く、栽培の始まりなどは明らかではない。茶色の剛毛に覆われた見た目の悪さや、通常の枝豆より約1ヶ月遅い9月~10月が収穫期とあって、全国的流通が遅れたが、1989年に県畑作園芸試験場による早生系統品種改良が開始し、2001年、「あおもり豊丸」「あおもり福丸」の商標登録がされ8月下旬~で廻るように。近年では、味のよさから「毛豆ファン」が増えている。 |
時期 | 早稲種8月下旬、在来種9月下旬~10月中旬 |
特徴 | 極大粒で緑色。ほっくりとした甘味、風味に富み、濃厚で栗やトウモロコシのような味わい。 |
下処理 | 枝からはずしたさやを洗い、水気を切ってから毛をこすり落とすように塩でもみ、沸騰したたっぷりのお湯でさやごと塩茹でにする。茹で上がったら、ザルなどに取り、氷水あるいは冷風で素早く冷やすと余熱による茹で過ぎがなく、さやの色の変色も防げる。 |
料理名 | 塩茹ででそのまま、ずんだ、スープ、煮物、天ぷらなど揚げ物、枝豆ご飯など |
選び方 | さやがピンと張り、緑色が濃く、鮮やかなもの。中身が均等でしっかり詰まっているもの。また、枝付きは鮮度がよく、日持ちする。枝付きの場合は、枝の節と節の間隔が短く、さやが密生しているものを。 |
保存方法 | 鮮度が重要なので、低温で乾燥しないように保存し、できるだけ早めに食べる。塩水で硬めに茹でてから冷ま、をポリ袋などに入れて冷凍庫で保存可能。 |
栄養 | タンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、食物繊維、鉄分などが豊富。大豆にないカロテン、ビタミンCも多く含む。枝豆のタンパク質に含まれるメチオニンは、アルコールの分解を助け、肝臓の負担を軽くするといわれ、”ビールに枝豆”は理にかなっている。 |
問い合わせ先 | 青森県農林水産部総合販売戦略課 TEL:017-722-1111 |
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