名称 | ホタテ |
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都道府県名 | 北海道 |
区分 | 魚介類 |
分類 | イタヤガイ科Mizuhopecten属 |
学名 | Mizuhopecten yessoensis |
外国語名 | Japanese scallop |
生産地 | 猿払村、北見市、網走市、佐呂間町、湧別町、紋別市、雄武町、別海町など北海道海岸沿岸部各地とサロマ湖沿岸 |
収獲地域情報 | 北海道のホタテ漁には、地撒き式と垂下式がある。地撒き式は、オホーツク海や根室海峡地区で行われる。 一年育てた稚貝を海に放し、海底で2~4年間成長させて漁獲する。垂下式は噴火湾や日本海で行われ、稚貝をロープまたはかごに入れて海中に吊るし、1~2年て成長させて漁獲する。中でも道北のオホーツク海沿岸にある猿払村は道内でも特に水温が低い地域にあり、身にたくさんの栄養を貯めこんだホタテの水揚げ量日本一を誇る。 |
由来 | 口を開いた状態が、和船が帆を立てて波を 分け進む様子をイメージさせることから「帆立貝」と呼ばれるようになったという説がある。 |
歴史背景 | 日本一の漁獲高を誇る猿払村でのホタテ漁は明治期までさかのぼる。戦後、ホタテ漁は無秩序な乱獲により1950年代には北海道全体で年間漁獲高6,000tまで落ち込んだ。その後、漁獲量を制限して育てる漁業に転換。猿払村は1971年に日本で初めて稚貝の大規模放流を成功させた。道内全域では1975年に年間7万tまで回復。その後も漁獲高は増え続け、近年は年間40万tも水揚げする。持続可能な漁法に対する評価が高まり、2013年には、海のエコラベルと呼ばれる国際的なMSC(海洋管理協議会)認証を受けた。 |
時期 | 通年 |
特徴 | 殻は扇型。左右で殻の膨らみ方や色が異なる。一つは丸みがあって、一つは平ら。また、通常2枚貝の貝柱は2つあるが、ホタテは中央に大きな貝柱を1つだけ持つ。身と貝柱を食べるが、特に貝柱は甘みがあって柔らかい。 |
下処理 | 平らなほうの殻を手に載せ、平らな殻に沿ってナイフを入れる。小刻みにナイフを動かし、貝の真ん中あたりにある「貝柱と貝殻のつながっている部分」を切り離す。残ったほうの殻を手に持ち、黒い部分を取り除く。貝柱と貝殻の間にナイフを挟み、同じように切り離す。 |
料理名 | 刺し身、カレーライス、サラダ、ホタテご飯、クリームパスタ、炒めものなど |
調理法 | 貝ひものヌメリは塩もみして水洗いするか、湯通しすることで取れる。貝柱を切るときは、繊維に沿って縦に切るとしっかりした歯ごたえを楽しめる。 |
加工品 | 冷凍ホタテ、缶詰など |
栄養 | タンパク質、タウリン、亜鉛、ビタミンB12などを含む。 |
問い合わせ先 | 紋別市漁業協同組合 TEL :0158-24-2139 佐呂間町漁業協同組合 TEL:01587-2-3324 湧別漁業協同組合直営店「オホーツク湧鮮館」 TEL :01586-4-3535 雄武漁業協同組合直販店「海鮮丸」 TEL:0158-84-4686 雄武水産加工業協同組合(直販店 海宝)TEL:0158-84-3247 |
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