名称 | 淡路島たまねぎ |
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都道府県名 | 兵庫県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | ユリ科ネギ属 |
学名 | Allium cepa |
外国語名 | onion |
生産地 | 淡路島 |
収穫地域情報 | 瀬戸内特有の温暖な気候と肥沃な土壌に恵まれ、また良質な堆肥による土づくりによって多彩な農産物が生産されている。 |
栽培情報 | 9月に苗床に種をまき、11月~2月に田んぼに植え替え、翌年5~6月に収穫。「玉葱小屋」と呼ばれる小屋に吊り下げ、自然の風でゆっくり乾燥させるというひと手間で甘みが増し、色つやが際立つ。7月中旬~8月以降は、冷蔵貯蔵を行い、11月~3月まで出荷している。 |
歴史背景 | 明治21年、泉州玉葱の栽培技術を導入し、外国から直輸入した黄、赤、紫、白の4種のたまねぎのの種子を件から配布を受けて試作したのが始まり。大正9年頃から経済的栽培が行われるようになり、生産奨励のもと、集団栽培が創始され、淡路方式の栽培技術が確立されて行った。昭和39年には収穫面積が3000haに達し、日本一の生産額を誇る特産地に。昭和41年には、国野菜指定産地制度の指定を受けた。 |
伝来 | 玉葱が日本に入ったのは、明治初期。2つのルートがあり、ひとつは、クラーク博士に同行したW.Pブルックス農学博士がアメリカ産の種子を持ち込み、北海道の札幌農学校で栽培指導をして根付かせ、もうひとつのルートは、泉州の農業人が、神戸の外国人居留地に住むアメリカ人から入手した種子で栽培を始めた。 |
時期 | 5~6月に収穫するが、冷増貯蔵などでほぼ通年出回っている。 |
特徴 | 柔らかく、甘味が強く、辛味が少ない。 |
下処理 | 生で食べる場合は、スライスしてから塩揉みし、水にさらすと辛味や臭みが抜けて食べやすくなる。 |
料理名 | サラダ、シチューやカレーなど煮込み(炒めて煮込む)や炒め物、バーベキューなど。 |
選び方 | 皮の色が濃く、よく乾燥していて、透き通るような光沢はあり、重みがあるもの。また、頭の部分が細く締まったものを選び、新芽や根が出てきているものは避ける。 |
保存方法 | 風通しのよい冷暗所で。 |
栄養 | 辛み成分の硫化アリルは、ビタミンB1と結合してアリチアミンとなって、ビタミンB1の吸収をよくするといわれる。 |
問い合わせ先 | JA全農兵庫 園芸課 TEL:078-333-6085 |
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