名称 | かわひこ |
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都道府県名 | 鹿児島県 |
区分 | いも及びでん粉類 |
分類 | サトイモ科サトイモ属 |
学名 | Colocasia esculenta |
外国語名 | taro |
生産地 | 屋久島 |
収穫地域情報 | 屋久島は鹿児島県南部にある周囲約132キロメートルのほぼ円形の島で、標高1000メートルを超える山々がそびえており、洋上アルプスの異名を持つ。そのため、亜熱帯から冷温帯まで多様な気候を持つが、かわひこは、温暖な島南部で栽培されている。屋久島を含む種子島・屋久島地方では、産業の約4分の1が農業である。 |
別名 | かばしこ、もちいも |
由来 | 湧水のある地でよく生育するからとも、川幸彦の略とも言われる。 |
歴史背景 | 江戸時代の少し前に、南方から屋久島町栗生に導入されたと言われている。当時は地名から名をとって芋生(いもお)と呼んだ。主食として食べられてきたが、収量の多いさつまいもが導入されてから、栽培が少なくなった。無病息災を願い、元旦の吸い物には必ず入れるいもとされてきた。平成21年に「かごしまの伝統野菜」に選定されている。 |
伝来 | 16世紀末頃 |
時期 | 11月~3月 |
特徴 | 親子兼用種で粘質が強い。子いも、孫いもが萌芽しやすく1株の萌芽数が非常に多い。煮込むと餅のような食感となり、「もち芋」とも言われている。 |
料理名 | 吸い物、揚げおろし煮、煮物、しんじょう揚げ、かき揚げ、豚汁、サラダなど |
保存方法 | 泥つきのものは新聞紙でくるんで常温で保存する。 |
栄養 | 炭水化物、カリウムなどのミネラル、葉酸などを含む。 |
問い合わせ先 | 鹿児島県農政部農政課 食育・地産地消推進係 099-286-3093 |
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