名称 | 南高梅 |
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都道府県名 | 和歌山県 |
区分 | 果実類 |
分類 | バラ科サクラ属 |
学名 | Prunus mume Sieb et Zucc |
外国語名 | Japanese pricot(英)、梅(中) |
生産地 | みなべ町、田辺市 |
収穫地域情報 | 梅生産量日本一を誇る和歌山県を代表する品種。 みなべ町が発祥の地。 |
由来 | 南高は南部高校の略。南部川村(現みなべ町)で梅の品種を統一しようと梅優良母樹選定委員会を組織し行った調査の際、委員長を務めたのが南部高校教諭。教諭の指導のもと、5年の調査に協力を続けた南部高校園芸科に敬意を表して名前を取った。 |
歴史背景 | 現みなべ町の南部郷で梅の栽培が盛んになったのは、江戸時代の初め。紀州田辺藩はやせ地を免税地にするなどして栽培を助け、やがて紀州の梅干しは江戸で有名になった。明治時代には内中源蔵翁が郷内に加工場を建て、梅干し生産地として発展する契機になった。1902年、高田貞楠が、大粒で豊産の品種を見つけて高田梅と名づけた。1950年、村の品種を統一するため南部高校園芸科が中心となり、5年の歳月をかけて選抜し選び出したのが高田梅。1965年にこの梅を南高梅と名づけた。現在、みなべ町の南高梅は全国のトップブランドになっている。 |
時期 | 6月上旬~6月下旬 |
特徴 | 大粒で皮が薄く果肉が厚くて柔らかい。形も良く、しそと一緒に漬けると美しい紅色に着色する。 |
料理名 | 梅干し、梅酒、梅ジャム、梅ゼリーなど |
加工品 | 梅干し、梅ジャム、梅ジュース、梅シロップ、クッキー、ゼリーなど |
選び方 | 梅干用の梅は黄色く熟し、傷がついていないものを選ぶ。 |
栄養 | 疲労回復に効くクエン酸、リンゴ酸などの有機酸が豊富。カリウム、カルシウム、リン、ビタミンB1、B2、を含む。 |
問い合わせ先 | みなべ町うめ課 TEL:0739-33-9310 |
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