名称 | みかん鯛 |
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都道府県名 | 愛媛県 |
区分 | 魚介類 |
分類 | タイ科マダイ属 |
学名 | Pagrus major |
外国語名 | Sea bream(英) |
生産地 | 宇和島市 |
収獲地域情報 | 日本一の柑橘生産地である「特徴を生かし、柑橘ジュース製造の折に出る果皮の搾りかすを飼料に混ぜて育てている。宇和海は、湾や入江が多いリアス式海岸のため、風浪の影響を受けにくい。また、水深が深く、溶存酸素が豊富で汚染が少なく、黒潮由来の海水が流れ込み透明度が高い。また、南からの温かい海水もはいるため冬の水温も比較的高く、養殖に適した環境となっている。 |
栽培情報 | 活〆、神経抜き、ブランドのタグ打ちをした新鮮な状態で、活魚出荷はタグ打ちをして活魚車により全国の卸売り市場に届けられる。 |
歴史背景 | 2014年9月に「えひめ愛フード推進機構」にブランド認定された。 |
時期 | 通年 |
特徴 | 生臭さが抑えられ、後味にほんのりミカンの香りがするだけでなく、鮮度が落ちにくく、変色もしにくい。 |
下処理 | 鱗は大きくかたいので、残さないようにていねいに取り除く。エラと内臓を取り、二枚か三枚におろす。 |
料理名 | 刺身、湯引き、焼き物、蒸し物など。 |
選び方 | 身が厚く、尾に幅があって太っているもの。色は鮮やかなもの、眼の上が青っぽい紫に輝いているものが新鮮。眼が濁っているものは鮮度不良。切り身の場合、光沢のあるもの。 |
保存方法 | 下処理したのち、きっちりラップで包み、冷蔵庫のチルド室で保存すれば4~5日は持つ。冷凍なら1カ月を目安に。 |
栄養 | タンパク質が主成分。脂質は天然物に比べると多い。イノシン酸、タウリンなど旨味成分をふくむ。成分としては、タンパク質、ビタミンB1、ナイアシン、ビタミンB2など。 |
備考 | 養殖魚の臭みを消すために餌に柑橘類を混ぜる手法は、高知大学が開発。2007年に販売開始となった「柚子鰤王」(鹿児島県)を皮切りに、各地で「フルーツ魚」と呼ばれるブランドが登場している。 ミカンの成分、リモネンが吸収され脂身に浸透。ミカンの皮には抗酸化成分が含まれる。 |
問い合わせ先 | えひめ愛フード推進機構事務局 TEL:089-912-2567 http://www.aifood.jp/sys/pages/brand/ |
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