名称 | 沢野ごぼう |
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都道府県名 | 石川県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | キク科ゴボウ属 |
学名 | Arctium lappa |
外国語名 | edible burdock |
生産地 | 七尾市崎山半島の沢野地区周辺 |
収穫地域情報 | 能登伝統野菜の一つ。沢野町がある崎山半島一帯は、太古の海底が隆起した土地。その特徴のある粘土質ゆえに、たくましく、太く成長(一般的なゴボウは、作業効率のよい砂地栽培が多い)。太さと馥郁とした香りは、この土壌でしかできないといわれている。 |
由来 | 名称は土地の名前に由来。 |
歴史背景 | 約350年前、沢野婆谷神社の神主が、京都から種を取り寄せ植えたのがはじまりといわれている。他に比類がないほど香りと珍重され、加賀藩の献上品として将軍家や京都の大谷法王に献上されていた。能登伝統野菜の商標登録は平成23年。 |
時期 | 10~11月 |
特徴 | 通常のゴボウよりも太く、長く、直径3cmほど。スジがなく、ふっくらと柔らかく、サクサクの歯触り。香り高く味も良い。 |
下処理 | 表面をタワシでしっかり洗う(皮に香り成分や栄養素が含まれているので、むかない)。切ったらすぐに水か酢水に放しアク抜きをする(変色も防ぐ)。 |
料理名 | きんぴら、酢ごぼう、かきあげ、スープ、サラダなど。7日炊き(7日7晩炊き上げる)、叩きごぼう(蒸し焼きにしたものを叩く)は能登の伝統料理。 |
加工品 | ごぼう茶、クッキーなど菓子類。 |
選び方 | 泥付きの方が日持ちするので、できれば泥付きを。張りがあり、ひげ根は少なく、先の方まである程度太さがあるもの。 |
保存方法 | 泥付きのまま、新聞紙などに包んでポリ袋などに入れ、冷蔵庫か冷暗所で。風味が飛ぶので、2週間程度で食べきる。 |
栄養 | 食物繊維、ポリフェノールが豊富。 |
問い合わせ先 | 石川県農林水産部生産流通課 TEL:076-225-1621 |
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