名称 | 野辺地葉つきこかぶ |
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都道府県名 | 青森県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | アブラナ科アブラナ属 |
学名 | Brassica rapa |
外国語名 | Tumip(英)、Nabet(仏) |
生産地 | 野辺地町、東北町 |
収穫地域情報 | 野辺地町は下北半島の付け根にあるため、オホーツク海から冷たい偏東風・やませが吹き付ける。その影響により、夏場に低温、低日照になりやすい。夏でも冷涼な気候を保てるため、甘くジューシーな野辺地葉つきこかぶを育てることができる。 |
栽培情報 | 周辺地域の畜産農家が生産した完熟堆肥を使用、また土壌を分析して適切な施肥を行うことで、生産の基盤となる土壌の維持と向上を図っている。また、被覆材の活用で農薬節減を基本とした栽培基準で丹念に生産、品質の保持に努めている。 |
由来 | 栽培地域の野辺地町の地名から。 |
歴史背景 | 昭和50年代後半、冷涼な土地柄と少ない耕地面積から、女性や高齢者でも生産しやすく、収益性も高い軽量な野菜の栽培の必要性が向上。涼しい気候でもよく育つ“こかぶ”が注目された。主に“玉里”という品種が栽培されている。平成19年に“野辺地葉つきこかぶ”として標章登録され、平成24年8月には地域団体商標に登録されている。良品のみを出荷するという徹底した品質管理でブランド化を確立している。 |
時期 | 5月下旬~10月中旬 |
特徴 | 皮がうすく柔らかい。葉がまるごとついていて、フルーツのような甘味がする。食感はみずみずしく、葉っぱまで生で食べることができる。 |
下処理 | 葉や茎を食べる場合は汚れを水できれいに洗うこと。根の部分を煮物にする場合は洗ってから茎の部分から切り落とし、皮をむく。茎のあった面を下にして半分に切り、さらに縦半分か3等分に切ること。 |
料理名 | 根の部分はサラダ、漬け物、蒸し物、煮物など。葉の部分は漬け物、炒め物、和え物、みそ汁の具など。 |
調理法 | 生のまま、サラダやもろ味噌をつけて食べてもコリっとした食感や甘味が楽しめるが、根の部分は加熱すると煮崩れしやすいので火加減や加熱時間に注意。葉の部分はさっと茹でておひたしや和え物に。また、根の部分も葉の部分も浅漬けなどの漬け物にしても美味しい。ピクルスにもできる。 |
加工品 | カルパッチョソース |
選び方 | 葉がピンと伸びて勢いがあり、鮮やかな緑色をしているもの。表皮は白くつやがあって、きめの細かいものを選ぶとよい。 |
保存方法 | まずは根の部分と葉に切り分ける(葉つきのまま置いておくと水分が蒸発してしまうため)。根の部分も葉の部分も乾燥しないように密閉できるポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室へ。 |
栄養 | 葉のほうが栄養価は高い。β-カロテン、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム等が含まれている。根の部分にはビタミンCや消化酵素などが含まれている。 |
問い合わせ先 | 青森県農林水産部総合販売戦略課 017-722-1111 |
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