名称 | 古都華 |
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都道府県名 | 奈良県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | バラ科オランダイチゴ属 |
学名 | Fragaria×ananassa, Duchesne ex Rozier |
外国語名 | Garden sstrawberry(英)、pineapple strawberry(英)、ananas strawberry(英)、Fraise(仏) |
生産地 | 奈良市、平群町、五條市、天理市、大和郡山市など |
収穫地域情報 | 県内平坦地で栽培されていることが多いが、一部は中山間地域でも栽培されている。 |
栽培情報 | 病気に弱い。また、収穫量があすかルビーと比較すると少ないため、生産者には高い技術力が求められる。近年は高設栽培も増加している。平群町では町独自で設けた認定条件“等級:秀以上、大きさ:3L以上、形状:正常果”を満たすものを平群ブランドの『いちご“古都華”』として認定している。 |
歴史背景 | 奈良県農業総合センター(現 奈良県農業研究開発センター)が育成系統‘7-3-1’と‘紅ほっぺ’を掛け合わせ育成し、平成23年に品種登録された。奈良県の育成品種で奈良県のイチゴ栽培面積の約1割を占めている。奈良県生まれのオリジナルイチゴにはすでに‘あすかルビー’という品種があったが、その‘あすかルビー’誕生から10年越しのオリジナル新品種。ブランド力のさらなる強化の目的で開発された。 |
時期 | 12月~5月下旬 |
特徴 | 果皮は香りが強く、フルーティな甘い香りが特徴。見た目はやや細長く艶のある濃い赤色をしていて、均整のとれた綺麗な円錐形の形をしている。果実の大きさとしては大果にはならない傾向にあるが、果肉は中心部を除いて薄い赤でかたくてしっかりとした歯ごたえがあり、収穫期間を通して糖度と酸度が高い。 |
下処理 | 水洗いすると水っぽくなったりするので、洗う場合は食べる直前か使う直前に限ること。その際、ヘタを取らずに洗い、最後にヘタを取るようにすること。ヘタを取る際にはナイフの刃先で果肉の軸の部分を少しえぐるようにして切り取る。ヘタ側からとがった先に向けて甘味が強くなり、逆にヘタに近いほど甘味よりも酸味が強いので、このように切り取ると硬くて味が薄い部分がなく、美味しく食べることが出来る。 |
料理名 | イチゴジャム、ピューレ状にしてムースやゼリー、イチゴソースなど |
調理法 | 甘味と酸味のバランスが絶妙なため、そのまま生で丸ごと食べるのがおすすめ。また、酸味が適度にあるので、ジャムや料理の際にソースにしてもよい。鮮やかなルビー色の果皮を活かしてケーキやパフェなどに乗せても見た目が映える。 |
選び方 | ヘタが元気なものは鮮度の良い証。香りも強めなので、良い香りのするもの。さらに果皮が鮮赤色をしているので、艶があり、綺麗に全体が色づいているものが良い。 |
保存方法 | ヘタを取らず乾燥を避けるためラップをかぶせ冷蔵庫に入れ保存するのがベターだが、なるべく早く食べること。 |
栄養 | ビタミンC、食物繊維、ポリフェノールの一種であるアントシアニン |
問い合わせ先 | 奈良県農林水産振興課 http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=2767 |
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