名称 | みやざきぶどうサニールージュ |
---|---|
都道府県名 | 宮崎県 |
区分 | 果実類 |
分類 | ブドウ科ブドウ属 |
学名 | Vitis spp. |
外国語名 | Grape (英)、Raisin (仏) |
生産地 | 主に児湯郡の都農町 |
収穫地域情報 | みやざきぶどうサニールージュはみやざきブランドに認証されているが、その商品ブランドの産地として認定されるためには以下の4つの基準が設けられている。まず、部会組織体制が確立されていること。次に産地規模がおおむね1ヘクタール以上であること。三番目に計画的な生産や出荷が行われていること。そして最後に品質管理や検査体制、クレーム処理などの出荷体制が確立されていること。 |
栽培情報 | 宮崎県は大変雨が多い気候である。それゆえに病気には十二分に要注意を払っていて品質の良いぶどうを栽培するために枝の上にトンネル状にビニールをかけて雨を防ぐトンネル栽培が行われている。収穫も果実温度の低い早朝に行われており、日中や雨中、雨後は避けるようにしている。また、サニールージュ自体、もともと果房と果粒ともに小さい品種のためジベレリン処理が行われ種なし果実を生産、子供にも食べやすいようにしている。 |
歴史背景 | 1977年に広島県にある果樹試験場安芸津支場(現在の果樹研究所ブドウ・カキ研究部)において“ピオーネ”に“レッドパール”を交雑して育成された品種がサニールージュである。その後、系統適応性検定試験などを経て23年後の2000年12月に品種登録された。なお、出願時の名称は“ブドウ安芸津18号”であった。 |
時期 | 7~8月 |
特徴 | みやざきぶどうサニールージュはみやざきブランドに認定されている。その商品ブランド認証基準は以下の2点。ひとつは果皮がサニールージュ本来のルビー色をしているもの。そしてもう一つが5項目に渡る一定の品質基準を満たすことである。その5項目とは等級が優品以上、糖度が17度以上、酒石酸が0.5%以下、1房重が300グラム以上、1粒重が6グラム以上のものーーこのすべてを満たさなければみやざきブランドとして認証されない。 |
下処理 | 水に浸けると傷みが早くなるので水洗いは食べる直前にすること。 |
料理名 | サニールージュのサラダ、ぶどうゼリー。 |
調理法 | 生食するのなら、そのままはもちろんフルーツサラダやタルトのトッピングなどにも使える。加熱調理する場合はジャムにしてジュースやソースに。また、ピューレ状にしてシャーベットやムース、ゼリーなどにも仕上げることができる。 |
選び方 | 表面の皮がピンと張っていてしっかりとしているもの。特に果実に白い粉のついたものは新鮮なものの目印となっている。 |
保存方法 | ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。2~3日が保存の目安で、あまり冷やし過ぎると甘味が落ちてしまうので要注意である。 |
栄養 | ブドウ糖や果糖などの糖質豊富である。また、ぶどうの皮に含まれているポリフェノールにはアントシアニンやレスペラトールがある。また、果汁には各種ビタミンや鉄、カリウム、カルシウム、銅、亜鉛などが含まれている。 |
※本サイトに掲載されている問い合わせ先は、食材の内容に関してのみの対応となっております。販売についての問い合わせは、ご遠慮くださるようお願いいたします。