名称 | みやざきワンタッチきゅうり |
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都道府県名 | 宮崎県 |
区分 | 野菜類 |
分類 | ウリ科キュウリ属 |
学名 | Cucumis sativus |
外国語名 | Cucumber (英)、Concombre (仏) |
生産地 | 宮崎市、国富町、日南市、串間市、都城市 |
収穫地域情報 | 宮崎県はきゅうりの生産量が約6万トンと全国で日本一を誇っている。そのうち約1万トンを占めているのが、みやざきブランドの品目に認証されている“みやざきワンタッチきゅうり”である。そしてその商品ブランドの産地になるために以下の3条件が設けられている。一つめは産地規模がおおむね1ヘクタール以上であること。二つめは計画的な生産や出荷が行われていること。そして三つめが品質管理や検査体制、クレーム処理などの出荷体制が確立されていること。以上の3条件を満たしたことで宮崎市、国富町、日南市、串間市、都城市の各市町村は商品ブランドの産地として認定されている。 |
栽培情報 | みやざきワンタッチきゅうりは主にハウス栽培で生産されている。その品種の主力となっているのは表面のイボが白く、果皮にツヤのあるブルームレスきゅうりである。 |
由来 | ハウス内で厳選したきゅうりを生産者が1回だけ触って収穫し、そのまま出荷用の箱に詰めて市場に出荷し、店頭に並ぶことから“ワンタッチ”という名前がつけられた。 |
時期 | ハウス栽培が主となっていてその中でもハウスの抑制栽培ものは10~12月、ハウスでの促成栽培ものは11月下旬~翌年5月下旬、ハウスでの半促成栽培ものは3月下旬~6月下旬となっている。 |
特徴 | みやざきワンタッチきゅうりはみやざきブランドに認証商品である。その認定基準には以下の3条件があり、一つめは、ほ場内でワンタッチで箱詰めされているもの。二つめは産地で商品の予冷・保冷がしっかりと実施されているもの。そして三つめはつる下ろし栽培(吊るしっぱなしにして栽培すること。吊るしっぱなしにしているから植え替える必要がないため、一定期間通して安定した物量を出荷することが出来るうえ、高品質規格で斉一化が可能となっている)されたものでA品以上のもの。以上の3点の基準を満たしたものがみやざきブランドとして認証されている。 |
下処理 | きゅうりの両端の部分には苦味成分が含まれているので、調理する際にはこの端から1cmほど切り捨てたほうがよい。また、付け根の端の皮も厚めに剥き取ること。それ以外の皮はなるべくそのまま使うようにする。また、色留めときゅうりの青臭さを抑える方法として塩をまいたまな板の上できゅうりをゴロゴロと手で押さえながら転がすやり方がある(これを板ずりという)。きゅうりを美味しく食べるための有効なひと手間である。 |
料理名 | 酢の物、和え物、炒め物、煮物、ピクルス、もろきゅう、冷や汁など。 |
調理法 | 生のままサラダや酢の物、さまざまな和え物にも出来る。また、薄くスライスして塩もみして食べたり、そのまま丸ごと味噌につけて食べるもろきゅうやピクルスにもできるなど、その用途は豊富。また炒め物にしてもよい。 |
選び方 | ずっしりと重くて全体にハリがあり、緑色が濃いもの。太さが均一なら、多少曲がっていても問題はない。イボの部分が痛いくらいにピンと張っているものほど新鮮である。 |
保存方法 | 10~13度が適温で数日は持つ。冷蔵庫で保存するのなら、冷やし過ぎに注意。かえって傷みやすくなる。保存する場合はポリ袋に入れて野菜室に入れること。 |
栄養 | きゅうりはその95%以上が水分だが、ビタミンCとカリウム、食物繊維を含んでいる。 |
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