名称 | 宮崎近海生マグロ |
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都道府県名 | 宮崎県 |
区分 | 魚介類 |
分類 | サバ科マグロ属 |
学名 | クロマグロ…Thunnus orientalis キハダマグロ…Thunnus albacares メバチマグロ…Thunnus obesus ビンナガマグロ…Thunnus albacares |
外国語名 | クロマグロ…Pacific bluefin tuna キハダマグロ…Yellowfin tuna メバチマグロ…Bigeye tuna ビンナガマグロ…Albacore |
生産地 | 主に日向市、川南町、日南市など |
収獲地域情報 | 宮崎県における海岸線の総延長は約400キロもあり、南から北に向かって黒潮が流れる好漁場となっている。それゆえに海面漁業は生産金額、生産量ともに全国トップクラス。その中でも沿岸マグロ延縄漁業とカツオの一本釣り漁業は全国一を誇っている。またマグロは“暖海の主”という異名を持ち、遭遇する魚類&甲殻類などをありとあらゆるものを食べる習性がある。まさに宮崎近海生マグロは南海の黒潮の恵みを受けて育っているため、豊富な栄養分が含まれている。 |
栽培情報 | マグロの延縄漁とは釣針にエサを付けた縄を約100キロ海に流して釣り上げる漁法のこと。午前中に縄を流し、夕方から水揚げが開始される。水揚げから競りまでの間、漁獲した魚は生け簀に入れられるか、桶などに入れられて氷漬けにされるかなどして丁寧な鮮度管理が行われている。 |
時期 | 12月~翌年6月 |
特徴 | 本マグロと呼ばれるクロマグロのほか、宮崎県内では“シビ”と言われるキハダマグロやメバチマグロ、缶詰の原料にもなったりするビンナガマグロなどが漁獲されている。その中でも最も多くの漁獲量を誇っているのがキハダマグロである。 |
下処理 | さく取りする際には鮮度を保つため、皮はついたままにして、使う分だけ外していくのがポイント。 |
料理名 | 刺身、たたき、寿司、カルパッチョ、焼き魚、唐揚げ、ステーキ、ねぎま鍋など。また、宮崎県では“ごんぐり(=マグロの胃袋)”を甘辛く煮込んだ郷土料理“ごんぐり煮”が有名である。 |
調理法 | 宮崎県日南市の郷土料理であるごんぐり煮はまず、マグロの胃袋=ごんぐりをサツマイモの切り身を入れたゆでゆがき冷水に落としてあら熱を取ってから、酒、日南市の醤油、水で煮れば完成。このとき、普通の醤油を使う場合には砂糖を少量加えること。 |
加工品 | 缶詰など。 |
選び方 | クロマグロの鮮度は体表の色合いや目の澄み具合、鰓などを見て判断するが、小型のものなら、表面を触ってぬめりを感じるもの。あまり硬くないものがよい。キハダマグロは触ったときに硬くなく、それでいてハリのあるもの。切り身の場合は薄い赤の中に脂分の白い濁りのあるものを選ぶこと。メバチマグロは切り身の色合いの鮮やかな中に、白濁する脂が見えるもの。身にハリのあるもの。 |
保存方法 | 当日中に食べる場合はトレーや皿に載せて乾かないようにビニールなどで覆い、冷蔵庫で保存する。3~4時間が目安である。冷凍マグロを保存する場合、もしくは当日中に消費しない場合はすぐに冷凍庫へ入れること。 |
栄養 | ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンD、鉄、カルシウム、IPA(EPA)、DHAなどを多量に含んでいる。 |
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