名称 | シャインマスカット(ぶどう) |
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都道府県名 | 香川県 |
区分 | 果実類 |
分類 | ブドウ科ブドウ属 |
学名 | Vitis spp. |
外国語名 | Shine Muscat |
生産地 | 主に高松市、さぬき市、綾川町、三豊市、多度津町、丸亀市など。 |
栽培情報 | 本県では、1粒の直径を500円玉程度の大粒に仕上げ、700グラム前後の大房を中心に房作りをしている。 |
由来 | マスカットの豊かな芳香を持ち、果実を皮ごと食べられる新感覚のマスカットの意から、“シャインマスカット”と命名された。 |
歴史背景 | 農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所において、マスカット・オブアレキサンドリアとスチューベンを交雑・選抜した“安芸津21号”と“白南”を交雑して生まれた品種で平成18年3月に品種登録された新品種のぶどうである。登録番号はぶどう農林21号。本県においては全国に先駆けて導入、ブランド化が進められている。 |
時期 | 7月上旬から9月末までにかけて出回るが、最盛期の旬は8月。本県では、新盆のころ(=7月)に出回る加温栽培、旧盆ごろ(=8月)に出回る無加温栽培、9月に出回るトンネル栽培により、約3ヵ月間に渡って果実を流通させている。 |
特徴 | その房は美しいエメラルドグリーンで彩られている。一粒が12~14グラムと大粒でポリュームがあり、糖度も現在栽培されているぶどう品種の中では17度以上と甘味が強い。 |
下処理 | 種がなく皮が薄いので食感がパリッとしている。軽く水洗い後、皮付きのまま口に放り込んでも、そのまま違和感なくサクサクと食べることが出来る。 |
料理名 | 生食、シャーベット、ムース、ジャム、ソース、ジュース、ゼリー。 |
調理法 | ぶどうは肩の部分(上のほう)が甘くなる傾向にあるため、下の部分から食べていくと甘味がだんだん強くなっていって、美味しく食べることができる。生食するのなら、フルーツサラダやタルトのトッピング、ゼリー寄せなどにも使える。 |
選び方 | 粒にハリがあるもの。枝の部分が太く青いもの。切り口が新しいもの。果皮の色が全体的に黄色く色づいているもの。果皮に白っぽい粉(=ブルームと呼ばれる果粉である。水分の蒸発を防ぐ働きがある)がまんべんなく付着しているもの。 |
保存方法 | 長時間冷蔵庫に入れておくとマスカット香が落ちてしまうので、冷暗所で保存して、食べる1時間前くらいに冷蔵庫で冷やすこと(食べる間際に冷水に浸けて冷やすのもよい)。シャインマスカットは、ほかのぶどうよりも貯蔵性が高いこともあって、長期間の保存が可能ではあるが、冷蔵庫に保存する場合は、紙で包んでポリ袋に入れると風味が落ちにくくなる。 |
栄養 | カリウム、ブドウ糖、果糖、アントシアンなど。 |
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