名称 | ナマコ |
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都道府県名 | 香川県 |
区分 | 魚介類 |
分類 | マナマコ科マナマコ属 |
学名 | Apostichopus armata |
外国語名 | Japanese common sea cucumber, Sea cucumber, Sea slug, Trepang |
生産地 | 主に備讃瀬戸など。 |
時期 | 11月~翌年3月 |
特徴 | ウニやヒトデと同じ棘皮動物の仲間である。その筋肉には持ち味ともいえる渋みや苦味が微かにあり、硬いが適度に噛み切れる食感が楽しめる。また、腸や生殖巣なども独特の味わいがある。なお、香川県内で獲れるのは“マナマコ”で、体色により“赤ナマコ”、“青ナマコ”、“黒ナマコ”と区別されている。 |
下処理 | 生で食べるのが一番簡単で美味しい方法である。その際は、まず、さっと流水で表面を洗ってから振り塩をし、口と肛門を切り、包丁を縦に入れて身を割って内臓を取り出す。次に中を綺麗に水ですすいだら、内側の軟骨の名残を取り、皮を剥いて適当に切っていく。最後にもう一度流水で綺麗に洗えば、そのまま食べられる。 |
料理名 | 生食、酢の物(なまこ酢)、和え物、このわた、くちこ、吸い物の具、ぼた餅(ナマコに砂糖と塩を混ぜたきな粉をまぶしたきなこ和え)など。 |
調理法 | 下処理したナマコをポン酢もしくは柑橘類に生醤油を合わせて食べるのが最も簡単な生での食べ方だが、ナマコの最も有名な調理法といえば、酢の物にするのが一般的である。沸騰させたお湯でお茶を立て、そのお茶の中でナマコを振ってゆるやかに熱を通したら、これを酢の物、もしくは酢漬けにする。磯の香りとコリコリとした歯触りが楽しめて、生のものよりも柔らかくて美味。 |
加工品 | このわた、くちこ |
選び方 | 生きているもの。触ったときにぎゅっと固く縮むもの。硬くて、太っているもの。突起部分であるイボがしっかりとはっきりとしているもの。色が鮮明なもの。傷がないもの。 |
保存方法 | 生のものは海水ごと容器に入れるか、合わせ酢を作り、それに浸して冷蔵保存する。それでも1~2日を目安に消費すること。 |
栄養 | ビタミンB12など各種ビタミン類が豊富である。その他にナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンも多く含まれている。 |
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