魚介類
ちりめんじゃこ
外国語名 | boiled and semi-dried whitebait |
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別名 | ちりめんざこ、シラス干し |
由来 | 縮緬(絹織物の一種)に似た感じに見えることから「ちりめん」とよぶ。また、縮緬状に見える雑魚から「ちりめんざこ」、「ちりめんじゃこ」とよぶ。 |
時期 | 春から秋はカタクチイワシの稚魚、冬はマイワシ、ウルメイワシの稚魚 |
国内分布 | 愛媛、徳島、広島、高知、兵庫、和歌山、愛知、静岡 |
特徴 | イワシ類の稚魚を釜でゆで、水切り、放冷した後、水分量を45%程度まで乾燥させたものをいう。関西ではこの名称が一般的である。 |
下処理 | 特にない |
料理名 | おろし和え、二杯酢、ちらし寿司、かき揚げ、ちりめん山椒 など |
調理法 | そのまま食べる、大根おろしと和える、酢の物にする、揚げ物にする、佃煮にする など |
加工品 | 佃煮 |
選び方 | 黒ずんでいない、色のきれいなものを選ぶ。 |
保存方法 | 冷蔵庫で保存する。乾燥しすぎないようにポリ袋やラップでおおう。 |
栄養 | タンパク質、カルシウム、マグネシウム、リンが豊富。ビタミンDやB群も多い。塩分が多いので、摂取制限のある人は食べ過ぎに注意する必要がある。 |
製造方法 | 漁獲した稚魚を塩水で煮沸し、水切り、放冷したものが「釜揚げちりめん」。これを乾燥したものが「ちりめんじゃこ」となる。 |
原材料名 | カタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシなどの稚魚 |
備考 | ちりめんじゃこが少し成長して鱗ができ、親と同じ体の形態になることを「返り」とよび、この状態になったものを同様にゆでて乾燥させたものは「返りちりめん」という。 |