魚介類
ホウボウ
分類 | ホウボウ科ホウボウ属 |
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原産地 | 北海道南部より南から黄海、東シナ海、南シナ海などに分布 |
学名 | Chelidonichthys spinosus(McClleland) |
外国語名 | Gurnard, Red Gurnard, Sea robin (英) |
別名 | ホーボー、ホウホウ、キミ、キミウオ、ドコなど |
由来 | 胸ビレの下の軟条が脚状に発達しており、これを動かして方々歩き回ることからと名づけられたという説や歩き方の「這う這う」が転じたとする説、頭が角張っているから「方帽」とする説、浮き袋(鳴き袋)を収縮させて音を出すことができ、その音から「ホウボウ」とつけられたという説などがある。 |
時期 | 12月から4月 |
特徴 | 頭が大きく、尾に向かうにつれて細長くなる円錐形で、体表は腹部は白く、背側は薄い紅色をしている。堅い胸ビレが大きく、翼のような形をしており、鮮やかな青緑色をしている。この胸ビレの一番下の軟条3対は離れて太く発達し、脚のように動かして海底を歩くことができる。身は白身で味は淡泊だがうま味がある。ヨーロッパではブイヤベースに欠かせない魚とされている。 |
料理名 | 刺身、塩焼き、酒蒸し、唐揚げ、煮付け、ブイヤベース、ムニエルなど |
選び方 | 体色が鮮やかで、表面のヌメリが透明で濁っていないもの。目が黒く澄んでおり、腹の色が白く、体が引き締まっているものが良い。 |
保存方法 | 冷蔵または冷凍。 |
栄養 | 主成分はタンパク質。脂質にはIPA(EPA)やDHAを多く含む。カリウム、カルシウム、リンなども多い。 |