魚介類
シバエビ
分類 | クルマエビ科ヨシエビ属 |
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原産地 | 東京湾以南の西日本、黄海、東シナ海、台湾など東アジア沿岸に生息。 |
学名 | Metapenaeus joyneri |
外国語名 | Shiba shrimp (英) |
由来 | 江戸時代に江戸の芝浦(現在の東京都港区芝、芝浦付近)でたくさん獲れたためと言われている。 |
歴史背景 | 現在の芝浦付近はかつては江戸湾の浅瀬で、江戸時代には雑魚場とよばれる漁村として栄え、近辺で獲れた魚は江戸城下に供給されていた。現在では、埋立や水質汚染などで東京湾ではほとんどとれない。有明海や三河湾が主産地となっている。 |
時期 | 秋から春 |
国内分布 | 福岡、愛知 など |
特徴 | クルマエビの仲間。クルマエビよりも小さく、体型は細い。殻は比較的軟らかく、薄い。全身に藍色の小さな斑点がある。身は柔らかで弾力があり、甘味やうま味がある。 |
下処理 | 背わたやヒゲを取る。 |
料理名 | 天ぷら、塩焼き、塩ゆで、煮つけ、唐揚げ など |
加工品 | 佃煮、干しエビ |
選び方 | 新鮮なものは透明感がある。頭と胴がしかりと付いていて、頭が黒ずんでいないもの,身に弾力のあるものがよい。 |
保存方法 | 冷蔵または冷凍。 |
栄養 | 主成分はタンパク質。ビタミンB12や銅が比較的多い。タウリンを含む。殻ごと食べると、カルシウムやマグネシウム、キチン(食物繊維)が摂取できる。赤い色はアスタキサンチンとよばれるカロテノイドの一種で抗酸化能があると言われている。 |