魚介類
タラバガニ
分類 | タラバガニ科タラバガニ属 |
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原産地 | 日本海から北海道沿岸、オホーツク海、ベーリング海、アラスカからカナダ沿岸にかけての海域に分布する。 |
学名 | Paralithodes camtschaticus |
外国語名 | king crab, Alaskan king crab |
別名 | キングクラブ |
由来 | マダラの漁でよくかかってきたことから、タラの漁場にいるカニで「鱈場蟹(たらばがに)」と名付けられたという。 |
時期 | 冬 |
国内分布 | 北海道。ロシア、アラスカからの輸入が多い。 |
特徴 | 生物学的にはカニの仲間ではなくヤドカリに近い。甲羅や脚を太い棘が覆っている。脚は5対(10本)であるが,1対(2本)は甲羅の下に隠れており、外観上は4対(8本)である。甲羅は25cm程度、脚を広げると1m程度になるものもある大型カニ。脚の身が美味であるが、ミソはほとんどない。雄が雌よりも美味と言われる。外観が非常によく似た「アブラガニ」があるが、国内では漁獲されず輸入品である。また、根室で有名な「花咲ガニ」もタラバガニの仲間である。 |
料理名 | 刺身、しゃぶしゃぶ、鍋物、焼きガニ、グラタン、にぎりずし、フライ など |
調理法 | 蒸す、ゆでる、焼く |
加工品 | 冷凍、缶詰 など |
選び方 | 長くて身が良く詰まった脚を選ぶ。冷凍物は持つと重量感を感じるものがよい。脚部、ハサミの殻がバサバサと乾燥した感じがあるものは鮮度が悪い。活けでは、体液の出ているものや動かないものは避ける方がよい。 |
保存方法 | 冷蔵または冷凍 |
栄養 | タンパク質が多く、脂質は少ない。カルシウムが他の甲殻類と比較してやや多い。アスタキサンチン、タウリン、ベタインなどを含む。 |