豚肉
モツ/大腸、小腸、直腸
外国語名 | 腸:intestinne, 直腸:rectum (英) |
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別名 | 白モツ |
由来 | 臓物(ゾウモツ)の略語と言われている。 |
特徴 | 一般には小腸と大腸をあわせたものを「モツ」として売られており、どちらも脂肪が多いがゆでて脂を除く下処理がされている。他の部位にない食感とうま味がある。また、豚の大腸はソーセージの皮(ケーシング)としても用いられる。直腸、大腸、小腸を併せて「白モツ」とよぶ。 |
下処理 | 脂肪をていねいに取り除き、小さく切って塩をし、もみ洗い後、流水で洗い流す。これを5分程度酒やトウガラシと一緒にゆで、もう一度流水で洗う。その後1時間程度香味野菜などと軟らかくなるまでゆでる。市販品はゆでてあるが、一度さっとゆでてから用いるとよい。 |
料理名 | ホルモン焼き、煮込み、串焼き、カレー、もつ鍋など |
調理法 | 焼く、煮るなど。特有の臭みは脂にあるのでしっかり取り除く。 |
保存方法 | 冷蔵または冷凍。 |
栄養 | タンパク質と脂質が主成分。鉄、亜鉛、ビタミンK、B12、コレステロールがやや多い。 |
備考 | 肉の消費と同様に、関東より北では豚モツが関西以西では牛モツがよく用いられる。 |