乳類
エメンタール(ナチュラルチーズ)
原産地 | スイスのベルン北東部エメン峡谷付近。 |
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外国語名 | Emmental |
由来 | スイスのエメンタール地方(ベルン北東部エメン峡谷付近)で作り始められたことから。 |
歴史背景 | スイス以外の国でも同様の製法で製造され、「エメンタールチーズ」として売られていたが、2004年にスイス連邦農業局がEUの原産地呼称保護(旧AOP、現AOC)に登録したことから、スイス産以外で製造された製品は産地を明記することになった。 |
国内分布 | スイス |
特徴 | 1個が100kg前後ある非常に大きなハードタイプのナチュラルチーズ。スイスの代表的なチーズである。発酵途中で炭酸ガスができるため、「チーズアイ」とよばれる直径1cmから数cm程度の大きな丸い穴がたくさんできるのが特徴である。ナッツフレーバーとよばれる独特の芳香があり、チーズフォンデュには欠かすことができない。 |
料理名 | そのまま食べる、 チーズフォンデュ など |
保存方法 | 冷蔵。周りの匂いを吸収しやすいので密閉容器に入れるのが望ましい。 |
栄養 | ナチュラルチーズの中ではパルメザンチーズやチェダーチーズと並んでタンパク質、脂質、カルシウムが多い。ビタミンA、B2などを含む。 |
製造方法 | 脱脂乳を暖めて乳酸菌、色素、レンネットを加え、凝固したカードを粉砕、撹拌、加熱して水分を除いた後、球形の型に入れる。型から出した後、チーズダニを付着させ生息適温下で熟成させる。 |