菓子類
うぐいすもち
別名 | 御城之口餅(菊屋での通称名) |
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由来 | 豊臣秀吉をもてなすために菊屋治兵衛が作り出した餅菓子(粒あんを餅で包み、きな粉をまぶしたもの)を秀吉が気に入り「鶯餅」と名づけたとされる。 |
歴史背景 | 天正年間(1580年代)に大和郡山城の城主豊臣秀長が茶会で招いた秀吉をもてなすために、御用菓子司、菊屋治兵衛に命じて作らせたと言われる。 |
特徴 | 餡を餅か求肥で丸く包み、楕円形に形を整え、左右両端を引っ張ってウグイスのような形にした和菓子。うぐいす粉(青ダイズから作ったきな粉)をまぶして仕上げるのが普通であるが、ヨモギを混ぜた生地で包むものや、きな粉をまぶすものもある。 |
保存方法 | 冷蔵。冬場は常温でもよいが1~2日のうちに食べきるのがよい。 |
栄養 | 主成分は炭水化物。鉄や亜鉛、銅などを含む。餡の量にもよるが食物繊維を含む。 |
原材料名 | 砂糖、小豆、餅米、水飴、青大豆、トレハロース、寒天 |