菓子類
かしわもち
別名 | かたら餅、しばもち、かたらもち、いびつ餅、葉もち など |
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由来 | 古代に食物を包んだり、食器として使われていた葉を炊葉(かしぎは)とよび、それが転訛して「かしわ(柏)」となったとされる。柏は新芽が出ない限り、古い葉は落ちないことから、家系が絶えない、子孫繁栄の象徴として江戸の武家社会で柏餅を食べて縁起を担いだとも言われている。端午の節句の縁起物として食べられている。 |
特徴 | 上新粉で作った餅で餡で包んだ和菓子の一種。餡には粒あん、こしあんの他、みそあんを入れることもある。端午の節句の行事に合わせて4月から5月頃に作られる。西日本では柏が少ないためサルトリイバラなどの葉を用いていた。柏の葉を用いるのは関東が中心であったが、近年、海外から柏の葉が輸入されるようになって全国的に用いられるようになった。 |
保存方法 | 1~2日程度は常温でもよいが、冷蔵する方がよい。ただし、冷やすと固くなるので電子レンジなどで少し温めるとよい。1個ずつラップをして冷凍保存も可能。食べるときは自然解凍させてから。 |
栄養 | 炭水化物が主成分。銅、亜鉛、鉄などを含む。餡の量や種類によるが食物繊維を含む。 |