菓子類
蒸しまんじゅう、くずまんじゅう、くりまんじゅう
外国語名 | Chinese style steamed bun |
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由来 | まんじゅうは中国語のマントウ(饅頭)が転訛したものとされる。中国語ではあんを入れない蒸しパン状のものをマントウ、あんを入れたものをパオズ(包子)という。 |
伝来 | 1349年に臨済宗の僧が中国から帰る時に連れてきた林浄因が伝えたとする説と1241年に南宋に留学していた臨済宗の僧円爾が帰国する際、博多で製法を伝えたとする説がある。伝来時には甘い饅頭と、野菜あんの入った菜饅頭があったとされる。 |
特徴 | 蒸しまんじゅうは、小豆あんなどを小麦粉を練った生地(皮)で包み、蒸した菓子。くずまんじゅうは葛練り(葛粉と水に砂糖を加え、煮ながら固めに練った菓子)であんを包み、蒸した饅頭。くりまんじゅうは、皮に卵黄を塗り、クリの皮の色に似せた饅頭。あんは白あんで、甘味にクリの甘露煮のシロップを用いたり、クリを混ぜ込んだりする。 |
保存方法 | 冷蔵または冷凍。 |
栄養 | 主成分は炭水化物。食物繊維やカリウムなどを含む。 |