菓子類
小麦粉せんべい
外国語名 | wheat flour crackers (英) |
---|---|
別名 | せんべい |
由来 | 中国語で煎餅の「煎」は鉄板で焼くこと、「餅」は小麦粉、粟粉、緑豆粉などを水で練って平たく伸ばした食品をいい、お好み焼きやクレープのような物も含まれる。 |
歴史背景 | 縄文遺跡からすりつぶした粟(アワ)やイモを平たく押しつぶして焼いたもの、弥生時代の遺跡からも焼いた穀物製の餅が出土しており、当時から食されていたと推察される。 |
特徴 | 干菓子の焼き物菓子の一種。小麦粉に砂糖、卵、食塩などを加えて生地を作り金型に入れて焼く。全国各地の名所せんべい、銘菓として親しまれている。形状や味にも様々な種類があり、瓦せんべい、巻きせんべい、磯部せんべい(鉱泉せんべい)、南部せんべい(写真)などが有名である。 |
保存方法 | 湿気と高温を避け、常温で保存する。 |
栄養 | 主成分は炭水化物。原料の配合により異なるがタンパク質や脂質、カリウム、ナトリウムなどを含む。 |
備考 | 煎餅には米を原料とする「米菓煎餅」やえび煎餅のようなデンプンを原料とするものもあり、これらと区別するため小麦粉を原料とするものを「小麦粉せんべい」と称している。 |